こんにちは^^
妻と子ども2人の4人暮らし、サラリーマンのpepeです。
今回は三井ホームで建てた我が家の2023年の光熱費をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 三井ホームの家の光熱費が気になる
- 全館空調の光熱費がどれくらい掛かるか気になる
- 太陽光発電でどの程度オトクになるか気になる
三井ホームの全館空調が気になっているけど、電気代が掛かりそうで気になる。。太陽光発電との相性も知りたい。。
三井ホームといえば全館空調「スマートブリーズ」。
家中を同じ温度&湿度に保ってくれて便利な全館空調ですが、基本的には常時稼働が必要なので光熱費が気になる人も多いのではないでしょうか。
また、最近は色々なキャンペーン・サービスにより太陽光発電システムの採用ハードルが下がっているように感じます。
全館空調と一緒に太陽光発電も入れたい!という方もいるはず。
そこで、この記事では全館空調「スマートブリーズワン」&太陽光発電を採用した我が家の2023年の光熱費を詳しくご紹介します。
全館空調のランニングコストはどのくらいか?
太陽光発電でどの程度電気代が安くなっているのか?
この記事を読んでご参考にして頂ければ嬉しいです。
なお、この記事のデータは自宅で使ってた電気や太陽光で発電した電気量を見える化してくれるクラウドサービス”EcoFan”を参照しています。
この記事を書いたのはこんな人
- pepeと言います
- 三井ホームオーナー(2020年新築)
- 2020年より家づくりブログを運営
- ESSEonline”日刊住まい”でもライターとして活動中
- Kindle作家としても活動中(2024年~)
我が家の仕様
最初に我が家の仕様を簡単にご紹介します。
- 3LDKの総2階(洋室は今のところ2部屋ぶち抜きの状態なので1部屋にカウント)
- 延べ床面積126.91㎡(38.4坪)
- 太陽光発電システム採用(12.37kWh、未来発電)
- 全館空調システム「Smart Breeze One」採用
- 電気・ガス併用(エコジョーズ、温水式床暖房)
太陽光発電は未来発電(=リクシル建て得バリュー)で採用しました。
初期費用0円での採用で非常に助かりましたが、屋根一杯に載せないといけないためパネル容量12.37kWhという規模になっています。
全館空調はスマートブリーズワンを採用しています。
2019年に発表された新しいスマートブリーズで、ルームエアコンと24時間換気システムの2つから成ります。
消費電力
まずは消費電力から見ていきます。
月ごとの消費電力量
月によって大きな差があります。
12月、1月、2月の冬と7月~9月の夏が消費電力量が高くなる傾向です。
一方で、過ごしやすい4月や10月辺りは消費電力量が低くなり、夏/冬の半分ほどになります。
つまり、空調機器の使用量が消費電力に影響していそうです。
1月、4月、8月の消費電力の内訳を見てみます。
消費電力の内訳
各月の消費電力の内訳をパーセンテージで表してみました。
1月はこんな感じ。
次に4月。
最後に8月。
月によって変化が大きいのが全館空調に関わる設備の消費電力。
赤枠で囲っているのがそうです。
スマートブリーズワン=ルームエアコン1台+換気システムで成り立ちます。
1月、8月と4月とで、特にルームエアコンの割合が大きく変わります。
冬と夏はルームエアコンの消費電力が全体の半分近くになりますが、過ごしやすい4月はエアコンによる空調もほとんど使わないのでその割合も低くなります。
食洗器がちょこちょこ食い込んでいますが、これは夕食後に利用することが多いからだと思います。
全館空調の消費電力
換気システムとルームエアコンの実際の消費電力の推移はこんな感じです。
グラフの青がルームエアコン、オレンジが換気システムです。
オレンジの換気システムは一年通してそこまで消費電力は変わりません。
しかし、青のルームエアコンの消費電力は、ご覧の通り季節によって大きく変わります。
春や秋はエアコンの消費電力はかなり抑えられ、換気システムよりも低くなるくらい。
でも、夏は非常に消費電力が高くなり、春、秋の10倍くらいにもなります。
夏は湿度が一日中ずっと高いので除湿を入れていますし、夏は夜も暑いので夜間も冷房にしていることが多いです。
その為、一年の内に夏はエアコンの消費電力が最も高くなります。
一方で、冬は日中に暖房を入れて夜間は暖房を切ることがあるので、実は夏ほどエアコンの消費電力は高くありません。
冬はかなり乾燥するので、スマートブリーズワンに加湿機能があれば一日中加湿していると思いますが、スマートブリーズワンには加湿機能がありません。
付けるとしても夜間に加湿器を稼働させるくらいです。
太陽光発電
さて、我が家は未来発電(初期費用0円で太陽光採用できるサービス)を利用して太陽光発電システムを採用しています。
パネル容量は12.37kWh。一軒家にしてはちょっと(?)大きいですね。
ちなみに、我が家は東海地方にあり気候は結構安定しています。冬も雪はめったに降りません。
その辺りをご参考にして頂きつつ、ここからは我が家の2023年の月ごとの発電量をご紹介します。
月ごとの発電量
月ごとの発電量はこんな感じでした。
1年の中でも3~5月の発電量がかなり大きいですね。
6月以降は夏にかけて梅雨やら台風やらで天気が安定しないので、発電量は下がります。
で、冬はそもそも日の出る時間帯が短くなるので、最も発電量の多い5月と比べると約半分ほどの発電量になります。
で、この発電量が多いのかどうか。我が家で消費した電力量と比べてみるとこんな感じ。
実はほぼ全ての月で発電量の方が消費電力量よりも大きいんですね。
夏は発電量もある程度多いですが消費電力も多いのでトントン。
冬は消費電力が夏ほどではないものの発電量が少ないのでこれもトントン。
しかし、春は発電量が飛びぬけて高いので生活で消費する分の倍以上発電してくれています。
じゃあ太陽光発電した分だけで生活できるってこと!?電気代掛からないじゃん!!
そう思いますよね。
でも、世の中そんなに甘くないのです。
夜間に使う分の電気は買わないといけません。
もし発電した電気を十分に蓄電できれば、自分たちが使う電気を発電で賄えるかもしれません。
しかし、我が家が利用した「未来発電」では、太陽光発電をタダで採用できる代わりに蓄電池を付けられません。
その為、日中に発電して使いきれなかった分は蓄電するのではなく、リクシルテプコに譲渡しないといけません。
モッタイナイですよね~。
電気代
最後に、実際に我が家が支払った電気代をご紹介します。
日中分だけどはいえ、太陽光発電のおかげで電気代は結構オトクになっています。
太陽光発電でどれだけお得になった?電気代を公開!
まずは私たちが消費した電力量と実際に買った電気分を比較してみます。
オレンジが消費電力量、青が買電量です。
太陽光発電のおかげで消費電力の5割~7割くらいの買電量ですんでいます。
特に夏は日中の暑い時間帯を太陽光発電で賄えるのは大きいですね。
消費電力量と買電量の差が大きいのも夏です。
さて電気代ですが、電力会社で電気代も違いはあるのであくまで参考程度にお考え下さい。
昨年は買電量が最も多かった1月が約18,000円、一番少ない4月で8,500円ほどでした。
夏と冬は13,000円前後を見込んでおいた方がよさそうです。
2,3年前は同じ買電量でももっと安かったのですが最近は電気代高くなりましたね~。。
ちなみにガス代は、、
さて、我が家はガスも併用していますので、ついでにガス代もご紹介します。
給湯と床暖房で使っています。
きれいなU字型ですね(笑)
冬は浴槽にお湯をためたり床暖房を使ったりとガスを使う場面が増えるので当然と言えば当然ですが。
電気と同様にガスも1月が最も使用量が多く、ガス代にして12,000円を少し超えています。
全館空調あるのに床暖房もいるの?
と思われた方。
床暖房って必要?全館空調との併用についてで床暖房と全館空調を併用した我が家の感想をまとめていますので、ご興味あればぜひご覧ください。
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まとめ
今回は2023年の我が家の電気代とガス代をご紹介してきました。
電気代が最も掛かるのは冬で、次いで夏という結果でした。
これは太陽光発電がどれだけ発電してくれるかも影響していて、夏は消費電力も多いものの発電量も多いので冬よりは電気代を抑えられている、ということでした。
8月だと電気代は16,000円、ガスは3,000円でトータルは2万円に満たないくらい。
一方、冬は消費電力も掛かるわ発電は少ないわで電気代は18,000円を超えました。
また、給湯と床暖房でガスもドカドカ使うのでガス代も高くなっています。
1月は電気&ガスで約3万円になりました。
いかがでしたでしょうか。思ったより高かったでしょうか?
ちなみに我が家は夫婦2人と子どもがまだ小さいので電気代はこんなものですが、子どもが大きくなって自分の時間を謳歌し始めるともっと電気代が高くなるんだろうなぁと覚悟しています。
では今回はここまで。また次回よろしくお願いします!
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