こんにちは^^
妻と息子の3人暮らし、サラリーマンのpepeです。
今回は2023年7月23日にいよいよ納車した、新型セレナe-POWERの実車レビューをします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 新型セレナ e-POWERが気になる
- 新型セレナ e-POWERを契約済みで納車が待ちきれない
- 新型セレナ e-POWERのリアルな口コミが知りたい
2023年2月26日に発注して待つこと5か月。待ちに待った新型セレナが納車されました。
e-POWERによりスムーズに加速!前に乗っていたマツダCX-5(ガソリン)よりも力強いのには驚きました。ドライブモードも3つあって運転を楽しめます。まさかミニバンで運転を楽しめるなんて思わなかった。。笑
今回私がオーダーしたのは、セレナ(C28型) e-POWER ハイウェイスターVです。色は新色の「利休」。
現時点で納車から1週間、約250km走りましたが、ファーストインプレッションとして良いと感じた点、気になった点など率直な感想をお伝えします。
良いところ
e-POWER初体験!驚きの加速
まずはe-POWERの乗り心地から。私自身e-POWERは初めてなのですが、メチャクチャ満足です!
車の動きだしはスムーズかつ、とても静か。一切の抵抗を感じず、本当に魔法の絨毯に乗っているようです(←これホント)
また、アクセルペダルを踏んで加速する際も、本当にグイグイ進みます。ひとつ前に乗っていたマツダCX-5(2Lガソリン)と比べても、加速力はセレナの方が上に感じます。
さすがはハイブリッド。まさかセレナの方が加速が力強いとは思いもしませんでした。
セレナにはECO/NORMAL/SPORTの3つのドライブモードがあります。普段はECOモードで走ることが多いです。
上り坂の際にはECOモードで加速時に多少のもっさり感はあるものの、必要十分な加速だと思います。しかし、NORMALモードにすれば加速フィールは劇的に変わり、それこそ踏めば踏むだけリニアに加速していくように感じます。
運転モードによって走り方が大きく変わるので運転も楽しいです。まさかミニバンで運転を楽しいと思うとは。
e-Pedalが便利すぎる
e-POWERといえばe-Pedal!
アクセルペダル一つで加減速を自由自在に行えます。減速は完全停止まではいかずクリープ現象まで減速されます。
250km走っていて段々慣れてきましたが、減速時にブレーキに踏み替えなくてよいというのが非常に便利です。まさしく車を操っているかのような感覚を覚えます。
e-Pedalを特に便利に感じたのは下の3つの場面。
- 左折/右折時
- クネクネ道
- 長い下り坂
左折もしくは右折するとき、普通は下のようなペダルワークになるかと思います。
- 曲がるまでにブレーキに踏み替えて減速
- ブレーキでいつでも停止できるように注意しつつ曲がる
- 曲がりながらアクセルに踏み替え、ちょっとずつ踏んで速度を戻す
先読みして上手いペダルワークが出来れば自然に減速してアクセルペダル1本で曲がりきることもできますが、多くの場合は、曲がる前から曲がり終えるまでにブレーキからアクセルを行ったり来たりするわけです。
しかし、e-Pedalであればクリープ現象くらいの速度まで減速出来るので、多くの場合にアクセルペダルだけで曲がりきることが出来ます。
また、山道などのクネクネした道を走るときもe-Pedalが非常に便利。
クネクネ道だと加減速を繰り返します。普通はアクセルペダルとブレーキペダルを行ったり来たりしますよね。e-Pedalならアクセルペダルを緩めたり踏み込んだりするだけでクネクネ道も楽々クリアできます。
長い下り坂もe-Pedalが活躍してくれます。普通はブレーキを掛けながら下るか、ギアを変えてエンジンブレーキを掛けながら下りますよね。
e-Pedalであればアクセルペダルを緩めながら速度調節して下れるので、ブレーキを掛けながら下る必要もギアを変える必要もありません。(そもそもボタン式のC28ではD/N/R/P選択肢が無いのですが、、)
様々な場面で便利なe-Pedalですが、慣れが必要です。
e-Pedalの感覚を掴むまでは、減速加減が分からないので若干チキンレースの様相を呈します、、笑
あと、アクセルペダルを少しでも緩めると減速するので、一度アクセルペダルを踏んだら中々姿勢は変えづらいです。
視界良好で運転しやすい!だけど、、、
セレナは前方はもちろん斜め前の視界もとても開けていて、非常に見晴らしがよいです。
運転席は高さ方向にもかなり調節が利くので更に見晴らしは良くなり、とても運転がしやすいです。
窓が多くて視界良好なのは良かったのですが、思いがけないデメリットも。
夏場の日差しがめちゃくちゃきついのです。
特に助手席は気になるようで、走行中も妻は「日差しがきつい~焼ける~」とぼやいています、、笑
サンシェードは必須だと思います。ネットで探すとC28型専用のサンシェードは既に販売されています。
私のはこんな感じ。
フロントガラスだけでなく運転席&助手席側のガラスにもサンシェードをつけています。サイドに付けるとかなり変わります。逆に言うとフロントガラスだけだと車内への日射は防ぎきれず室温もかなり高くなってしまいます。
あと、窓が大きいのでサンシェードも大きくなるのですが、走行中にこれらをどこに収納するかも悩みの一つ。前席の間に置いてみたり、前席と後席の間に置いてみたりと試行錯誤中です。
カメラビューがきれい
アラウンドビューモニターの画像はこんな感じ。
このセンタ―ディスプレイは12.3インチと大きいのと、カメラビュー自体がとても鮮明でかなり見やすくなっています。
ちなみに、中央のVolボタンの真横にあるCAMERAボタンを押すとカメラビュー画面に切り替わり、複数回押すといくつかの視点に切り替わります。
上の画面は車体前方のカメラ画像ですが、画面の両端は目視で確認できない範囲です。例えば見通しの悪いT字路などで重宝しそうな気がします。
純正ナビのアナウンスのタイミングがちょうどいい
非常に細かい点ですが、純正ナビのアナウンスのタイミングがちょうどよく、運転にストレスを感じません。
例えば、道を曲がる際。
例えば、ナビのアナウンスが遅くて曲がるべき角を過ぎてしまうことってたまにありませんか?
セレナの純正ナビのアナウンスは、曲がる10~20m手前のところで「ここを曲がります」とバッチリのタイミングで教えてくれるのです。
おかげで道を間違えることもありませんし、個人的にかなりお気に入りポイントです。
テレビキャンセラー搭載できます
出荷状態ですと走行中にセンタ―ディスプレイにテレビ画面を映すことは出来ませんが、キャンセラーを搭載すれば走行中でも見ることができます。
私はディーラーにお願いしてキャンセラーが付いている状態で納車してもらいました。施工含めて費用は33,000円でした。
C28セレナでは、センタ―ディスプレイに表示されるマップをドライバーディスプレイに表示することが出来ます。上の画像がその状態です。
センタ―ディスプレイにマップを表示して、2本指で左から右にスワイプするとマップ画面がドライバーディスプレイに移ります。ちょっと未来感ありますね。笑
テレビキャンセラーが便利に感じたのは、センターディスプレイにはテレビを映しておいて、ドライバーディスプレイにはマップを映しながら走行できること。
ドライバーはマップを確認できるし、同乗者はテレビを確認できるので非常に便利です。センターディスプレイは大きいので、2列目からも十分見ることが出来ます。子どもも退屈しません。
ちなみに、Apple Car Playなどでスマホとbluetooth接続することが出来ますが、youtubeやiTunesなどの一部の動画コンテンツはセンタ―ディスプレイには表示できていません。
HDMI端子があるので、そちらとスマホを接続できればスマホで再生した動画コンテンツを見ることができるのかな、、
トライして結果をご報告します!
ボディ横面のえぐった形状の良さは降りるときに気づく
C28セレナのエクステリアにはいくつか注目ポイントがありますが、その中の一つにボディ側面の下部のザグリがあります。
こんな感じでえぐれています。Youtubeのセレナを紹介している動画でもよく言及されていますね。
この形状、実際に最前列から降車してみるとその便利さに気づきます。
セレナは座面がちょっと高いので降りるときにボディにふくらはぎ辺りが引っ掛かりそうなのですが、このザグリのおかげで車体に足が触れることなく降りられるのです。
これはyoutubeを見るだけでは感じられなかったC28セレナのメリットの一つでした。ぜひ試乗してご確認してみてください!
NissanConnectがめちゃくちゃ便利!
C28セレナでは、年間7,980円を支払うことでNissanConnectを使用できます。
SOSコールを使えたりと色々と機能が増えますが(SOSコールボタン自体は標準装備なので、もしNissanConnectを契約しなければただの物理ボタンと化す)、個人的に便利に思っているのはNissanConnectアプリです。
画面はこんな感じ↓
よく使っているのは、乗車前エアコンとドアtoドア ナビです。
特にこの猛暑において、乗車前にエアコンを掛けられるのはとても助かります。
画面中央にある丸い二つのアイコンの内、右側の扇風機みたいなアイコンをタップすると使用できます。
遠隔操作でエンジンをかけてエアコンを入れることが出来ます。ただし、乗車後にそのまま走り出すことはできないようで、改めてイグニッションボタン(”電源”ボタンですね)を押す必要があります。
次にドアtoドア ナビ。これは乗車前に目的地をセットしてセレナに情報を送信しておくことが出来ます。ルートは乗車後に選択します。
また、ドアtoドア ナビを使用すると、現在地から車の位置までも案内してくれるのが嬉しいところ。入り組んだ路地や大型複合施設などに車を停車している場合、車をどこに止めたか分からなくなってしまうことがたまにあります。
しかし、このアプリを使えば車まで案内してくれるので安心です。
なお、車位置までの案内はこの画面のセレナの奥にこっそり表示されているマップ部分をタップしても使用できます。
タップすると、こんな感じで自分の現在地と車の位置がマップに表示されます↓
ちょっと気になるところ
さて、正直かなり満足ポイントの多いC28セレナ e-powerですが、ちょっと気になる点もあります。
前列中央の物置きが邪魔で後列に移動しにくい
e-Power車だけの問題ですが、前列の真ん中に下のような物置があります。
この下にバッテリーがある都合上、ガソリン車にはこの物置は無くてe-Power車のみの仕様です。
これがですね、、やはりというか、正直邪魔です。
ガソリン車であれば1列目から3列目までマルチセンターシートを移動させながら行き来できて非常に便利なのですが、e-Power車だと1列目から2列目がちょっと頑張らないと動きづらいのです。
分かってはいましたが、日常使いしているとどうしても気になってきました。。
マルチセンターシート
これは上のバッテリー問題に付随することですが、2列目にマルチセンターシートが出っ張っていて邪魔になります。
こんな感じ↓
この出っ張りがあることで2列目が狭く感じてしまうので、結局2列目の中央席に戻して使っています、、笑
e-Power車に関していえば、マルチセンターシートは使いづらいと言わざるを得ません。
段差では結構揺れる
私がミニバンに初めて乗ったから、ということもあるでしょうが。
背が高いので少しの段差でも大きく揺れます。結構ビビっていました。
e-Pedalはエンジン切るたびにOFFになる
これは良くも悪くもかもしれませんが、e-Pedalの設定がエンジンを切るたびに戻ります。
つまり、最初はe-Pedalオフの状態からスタートするので、e-Pedalを使う場合は毎回ボタンを押してオンにする必要があります。
私は基本的に毎回e-Pedalを使うので、たまにアクセルペダルを戻して思ったより車が減速せずに焦ることがあります、、笑
慣れれば良いことですが、最初は驚いてしまうかもしれません。
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まとめ:総じて満足!
今回は、先日納車したばかりの新型セレナ(C28)e-Powerの実車レビューをお届けしました。
いくつか不満を述べましたが、総じて満足しています。
e-Powerの電動感は運転していて気持ちが良いし、e-Pedalによる車と一体感を感じる運転フィールはこれまで乗ってきた車とは別格です。
また、今回は取り上げませんでしたがセレナには各席にUSB-cがあったりドリンクホルダーが熟考されていたり、シートアレンジも複数可能だったり、、
運転者はもちろん同乗者も乗りやすい車だと思うので、気になる方はまずは試乗からぜひ始めてみてください!
では今回はここまで。また次回よろしくお願いします!
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