全館空調「スマートブリーズワン」の仕組みをご紹介!空気はどうやって家に入ってどのように排出される?

2021年12月17日

この記事は、、

全館空調「スマートブリーズワン」の仕組みついてご紹介します。どのようにして外の空気が家の中に入り、どのようにして家の中の空気が外に出ていくのかをまとめてみました

  • スマートブリーズワンの仕組みがよく分からない
  • 家の中に入ってから出ていくまでの空気の流れを知りたい
  • 全熱交換器って何なの??

といったお悩みを解決します。

この記事を読めば、大まかなスマートブリーズワンの仕組みが分かります。

こんにちは^^

妻とペペ太郎と3人暮らしを楽しんでおります、サラリーマンのpepeです。

今回は、スマートブリーズワンの仕組みをご紹介します。

三井ホームが提供する新たな全館空調システム、スマートブリーズワン。

三井ホームのニュースリリースでは「ルームエアコン1台と全熱交換器を組み合わせた独自の空調システム」と紹介されていますが、実際のところどんなシステムなのか気になりませんか?

我が家もスマートブリーズワンを採用していますが、どうやって空気が循環しているか把握できていないところがありました。

先日の「三井の会(※)」でスマートブリーズワンのお話が出たのですが、自分でもちゃんと仕組みが分かってないなぁ、と思うことがあり。。そこで、改めてスマートブリーズワンのお勉強してみました。

スマートブリーズワンの仕組みが分かると何が嬉しいのか?

例えば下のような良いことがあると思います。

  • スマートブリーズワンに何かトラブルがあった時に、それがどれだけ深刻なのか(至急対処しないといけないのか)が判断できる
  • スマートブリーズワンのフィルター掃除の重要性が分かり、モチベーションが上がる

では、一緒にスマートブリーズワンの仕組みをお勉強していきましょう~

※三井の会とは、三井ホームの施主さんが集う会です。もう建てた人、今工事中の人、設計中の人、色々なフェーズの人がいらっしゃいます。週1でオンラインでゆるりと情報交換会をしています。家づくりにかなり詳しい方もいて、とても勉強になります。気になる方はtwitterで検索してみて下さい!

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スマートブリーズワンとは?

まず、スマートブリーズワンとは何か、簡単に触れておきます。

スマートブリーズワンとは三井ホームの全館空調システムの1つで、ルームエアコン(ダイキン製)1台+全熱交換器という構成です。

延床面積40坪以下の家しか設置出来ないという制限がありますが、

  • 設置費用が従来のスマートブリーズから40%減
  • ランニングコストが従来のスマートブリーズから20%減
  • メンテナンスコスト削減(施主自身のフィルター掃除&2年に1回フィルター交換)

など、従来の三井ホームの全館空調システムと比べて経済的メリットがあります。

ちなみに、設置費用は従来のスマートブリーズが約200万円なのに対しスマートブリーズワンは約130万円です。

システム構成は従来のスマートブリーズよりシンプルになったということですが、全館空調の最大の特徴である家中の温度を一定に保つという機能は果たしており、非常に快適です(ただし、従来システムに比べて若干の温度ムラはある)。

なお、全館空調を快適に使い続けるにはフィルター掃除が重要です。定期的に掃除する必要がありますが、そんなに手間のかかるものではありません。

では、スマートブリーズワンの概要はこれくらいにして、いよいよ仕組みの話に入っていきましょう。

スマートブリーズワンの仕組み

上でも触れたように、スマートブリーズワンは1台のルームエアコンと全熱交換換気システムの組み合わせです。ではどのような仕組みで家中の空気の温度が一定になるのでしょう。

どうやら外から取り込んだ空気が屋外に出るまでの空気の流れがポイントのようです。

ざっくり全体の空気の流れを説明すると、

  1. 外から吸気された空気が、
  2. 全熱交換器を通り、機械室内のルームエアコンにより冷暖房され、
  3. 適温となった空気がダクトを通って家中の各給気口に届く。
  4. 家中の空気は室内吸込口に集まり、
  5. 全熱交換器を通って外に排出される。

といった感じです。

1~3までが給気、4,5が排気の話です。

では詳細をご紹介していきます。

給気:屋内の各所にきれいな適温の空気が届くまで

外気が屋内に取り込まれる

最初に外から空気が取り込まれます。

ちなみに、スマートブリーズワンの換気システムは「第1種」換気システムです。

第1種換気システムとは、吸気と排気の両方を機械式ファンで強制的に行うシステム。ちなみに第2種と第3種もあります。多いのが第3種換気システムだそうで、排気のみ機械式ファンで強制的に行います。

第1種換気システムのメリットは、吸気も排気も機械的に行う為空気の循環が安定するということ。全館空調にとっては大事な換気システムですね。

少し話が逸れました。

外気が屋内に取り込まれると最初に通るのが下の粗塵防虫フィルターと給気洗浄フィルターです。

この写真は外付けカバーを取っ払った状態です。普段からこの状態なわけではありませんのでご安心を。。(笑)

下のフィルター掃除に関する記事でも触れていますが、比較的頻繁に掃除が必要なのが粗塵防虫フィルター。私は「虫フィルター」と呼んでいます。

外気が一番最初に触れるフィルターだけあって、虫が結構張り付いています。

粗塵防虫フィルターを通ると、さらにその下にある給気洗浄フィルターを通って、外気は屋内に入っていきます。給気洗浄フィルターは2年に1回の交換が必要です。

また、給気洗浄フィルターには室外からの微小粒子の侵入を防ぐため、スーパーアレルバスター、緑茶カテキン、バイオ除菌が添着されています。これらの添加物が取れてしまうため、水洗いが禁止だそうです。

外気が最初に触れるフィルターだけあって汚れやすいのがこれらのフィルター。スマートブリーズワンの本来の性能をキープするためにも、ちゃんとお手入れしておきたいところです。

全熱交換器を通る

2つのフィルターを通って、いよいよ空気は屋内の深いところに入っていきます。

空気が次に通るのが「全熱交換器」。

下は、全熱交換器の取扱説明書にある説明図です。

「全熱交換器」って何でしょう??

文字通り、熱を交換する機械です。

もう少し言うと、外から取り込んだ空気と屋内から外に出す空気の熱を交換します。

例えば、真夏の暑い時期を想像してみて下さい。

家の中は冷房で空気が冷やされています。当然、家の中から外に排気される空気も冷たいです。一方、外から取り込む空気は外の暑い空気です。それが、全熱交換器の中で交差します!

するとどうなるか。外から取り込んだ熱い空気は、室内の冷房で冷やされた空気によっていい感じに冷やされるのです。

このひと手間があることで、屋外から屋内に届く空気は最初からある程度冷えた状態で入ってくるので、快適かつエアコンの負荷軽減になります。

これが全熱交換器の働きです。ちなみに冬は夏の反対ですね。屋内の暖房された暖かい空気が外から取り込まれた冷たい空気を暖めてくれます。

ということで、外から取り込まれた空気は家の中の暖かい/冷たい空気と全熱交換器の中で交差して、程よい温度になって家の中に入ってきます。

余談ですが、全熱交換器にもフィルターがあります。

上の写真は屋根裏にある全熱交換器から引き抜いたフィルターです。屋外と屋内の空気に常に晒されているので、このフィルターも汚れそうですね。。

機械室に入ってエアコンで温度調節される

さて、外から取り込まれ、全熱交換器を通って少しだけ良い感じの温度になった空気が次に向かうのは、「機械室」です。

我が家の機械室は2階にあります。外から見たらこんな感じ。

ドアを開けるとこんな感じ。

中はあまりオシャレではありませんね(笑)

機械室で行われるのは、「全熱交換器から送られてきた空気を機械室内のルームエアコンで冷暖房し、家中につながるダクトに送り込む」ということです。

まず、どこから空気が送り込まれてくるかというと、、

見えました。エアコンの上に給気口がありますね。なかなか分かりにくいところにあります。

ここから出てきた空気がエアコンで温度調節され、ダクトに吸い込まれます。

ダクトは家中の給気口に繋がっています。

なお、機械室に設置されているルームエアコンはダイキン製です。

余談ですが、、実は我が家の機械室内にあったダクトが一部破れていたんです。結局敗れたダクト丸ごと交換工事となったのですが、なかなか見られないダクトの様子をたくさん写真に収めました。ご興味あればぜひ覗いてみてください!

家中の給気口に届けられる

さて、機械室を出発した空気はダクトを通して家中の給気口に届けられます。

給気口はこんな感じ。これは洋室の給気口です。

我が家は白色クロスが多いのもあり、給気口があまり目立ちません。また、部屋にエアコンを設置しなくていいので、部屋がすっきり見えますね。

なお、給気口から出てくる空気は風向きと風力を変えることができます。風向きは給気口カバーの向きを変えることで変更します。

風力は強弱の2段階。

ちなみに温度を給気口で変えることはできません。が、あくまで家全体を同じ温度にするのが全館空調なので、不要といえば不要ですね。

ここまでが、外から屋内に取り入れられた空気がフィルターを通してきれいにされ、全熱交換器やエアコンにより快適な温度になって各居室に届くまでのご紹介でした。

排気:家中の汚れた空気が外に出るまで

次に、家の中の空気がどのように外に排出されるかをご紹介します。

家中の空気が一か所に集まってくる

各給気口から出てきたきれいで適温の空気はしばらくすると、汚れた空気になってしまいます。これらの空気は家に1か所ある排気口に向かって移動していきます。

スマートブリーズワンは「第一種換気システム」。空気の排出も機械的に行われるのでしたね。

もし三井ホームのお宅やモデルハウスや行ったことのある方の中にはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、三井ホームの居室のドアって微妙に下に隙間があるんです。

上の写真は玄関とリビングの間のドアですが、こういった感じで隙間があります。これが大事なんだそう。

このような隙間を通して空気が流れていき、最終的に集まる場所が機械室の前の天井にある室内吸い込み口。

ここにもフィルターがあり施主が定期的に掃除する必要があります。家中の空気が集まってくるので、結構汚れます💦

全熱交換器を通って外に出る

室内吸い込み口まできたら屋外までもう少し。

ただ、屋外に出る前にもう一度全熱交換器を通ります。新しく屋内に取り込まれた空気と交差するためです。出ていく空気まで温度調節に活用するとは、工夫されていますね~。

全熱交換器を通れば、やっと屋外に空気が排出されます。これがスマートブリーズワンの空気の一連の流れです。

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まとめ

今回は、スマートブリーズワンの仕組みをざっくりとご説明しました。

改めてスマートブリーズワンの特長をまとめてみますと、

  • 外から取り込まれた空気は、数々のフィルターを通りきれいな空気となって家中に届く
  • 全熱交換器により、空気が無理なく快適な温度になり、エアコンへの負担も減らされている
  • 家中ほぼ同じ温度(三井ホームの高い断熱・気密性あってのことですが)

ということでした。

きれいで、快適な温度の空気を、効率的に届けてくれて、家中同じ温度にしてくれるスマートブリーズワンは、優秀なシステムなんだなぁと再認識できました😀

ただし、この優れたシステムを支える要素の一つが数々のフィルターの存在であり、それらの性能をキープするためには施主自身のお手入れが大事ということがわかりますね。

「虫フィルター」とか、特に夏場は掃除するときに結構テンション下がりますが、快適な日々を過ごすため、家族のためにも頑張ってお掃除しましょう。

では今回はここまで。また次回よろしくお願いします!

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最後に改めて自己紹介を。。
pepeと申します。製造メーカーに勤めるサラリーマンの傍ら、家づくりでの自らの体験をブログに書いています。今後家を建てようという方、今現在建てている方の、何かしらの参考になれば幸いです。また、子育てや趣味のピアノや車についても折に触れて書いています🎹🚙 宜しくお願いします!

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Posted by pepe