こんにちは^^
妻と息子と三人暮らしを楽しんでおります、サラリーマンのpepeです。
今回は、未来発電により採用した我が家のリクシル製太陽光発電システムのシミュレーションの妥当性を実績データを元に確認してみました。
この記事はこんな人におすすめ!
- 太陽光発電システムを採用するか悩んでいる
- どの程度発電するか気になる
- リクシル製の太陽光発電の実績を知りたい
発電シミュレーションと比べると、発電実績はだいたい70~80%程度のようです。当然、お家が建っている場所や設置環境に依るかと思います。
引き渡し後に三井ホームからもらった「長期優良住宅認定通知書」には採用した太陽光発電システムに関する情報が含まれており、その中に太陽光発電シミュレーションの紙があります。
ここには1月から12月までの予測発電量が結構細かく記載されていますが、果たしてこの予測発電量の信憑性はどの程度のものでしょうか。
直近2年間の我が家の発電実績を振り返りながら、発電シミュレーションに対して実績がどの程度かを確認します。
我が家に関する情報
太陽光発電はパネルがどんな環境で設置されているかが重要です。ということで、最初に発電に関する我が家の情報を少しご紹介しておきます。
まず、我が家が建っているのは静岡県。比較的気候が穏やかな場所です。夏はそこそこ暑いものの(確か2020年に浜松市は日本で一番暑い場所になりました)、冬はそこまで厳しい寒さにはなりません。当然積雪はほとんどありません。
我が家の立地は下のような感じです。
南向きで、南以外の方角には全て民家があります。道路挟んで向かいも民家ですが高い建物は無く、日照に関して決して不利な状況ではありません。
切妻屋根で東西方向に屋根が伸びています。その為太陽光パネルも東西方向に設置されています。南北方向に屋根があれば間違いなく南面にパネルを設置したでしょうが、家のデザイン等の都合でそうはなりませんでした。
発電量シミュレーション
では早速、シミュレーション内容からご紹介します。
ちなみにリクシルのサイトから太陽光発電システムのシミュレーションが可能です↓
※ただし、システム容量の上限が10.8kWのため未来発電のようなドエライ容量の発電システムはシミュレーションできません。まぁ、、そんな容量は普通必要ないですからね。。(笑)
長期優良住宅認定通知書には下記のようなシミュレーションがあります。
シミュレーションの事前情報として、シミュレーションに利用する気象地点、太陽光パネルのモジュール名/枚数、パワコンの名称、設置条件(異直列有無、積雪があるか)、システム容量が記載されています。
で、月別予想発電量のシミュレーションは下の通りです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
発電量(kWh) | 878.67 | 974.55 | 1289.16 | 1396.8 | 1556.99 | 1305.61 | 1484.16 | 1602.49 | 1151.12 | 990.34 | 797.61 | 833.79 |
予想では気候の良い5月で最初の発電量ピークがきて、梅雨で一度下がり、もう一度真夏の8月で一番高くなるようです。
逆に一番発電量が少なくなるのは11月です。一番発電量の高い8月と一番少ない11月とで、約2倍の発電量の差があります。日照時間の少ない冬が一番発電量が少なくなるのは納得ですが、一方で消費電力が一番高くなるのは冬なんですよね~。
電気代的には冬が一番きつくなりそうです。
太陽光の発電実績
では、実際の太陽光発電量はどうだったのか。予想値と共に我が家の発電実績をご紹介します。
緑色が予想値、山吹色が2021年実績、オレンジが2022年実績値です。(2022年6月はデータ取得できていないためノーカウント)
ご覧の通り、いずれの月も実績は予想値より下回っています。車の燃費のカタログ値と実測値、みたいなものですかね。
とはいえ、季節によって予想値に近いか否かは差があるようで、春や秋など比較的天候の安定する季節は予想値の80%くらいの発電量実績があります。
しかし、夏冬になるとそれが70%前後まで落ちるようです。
例えば夏は昨今異常気象もあって台風などの暴風雨にさらされることも多くなっています。その辺りの要因でシミュレーションから少し乖離があるのでしょう。
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まとめ
今回は、未来発電で採用したリクシルの太陽光発電について、長期優良住宅認定通知書に記載のあったシミュレーション結果と発電実績の比較をしてみました。
結果として、発電実績はシミュレーションと比較して低い発電量になっており、だいたいシミュレーション結果の70~80%程度の発電量でした。
ただ、現時点でまだ2年分の実績データしかないため、今後も引き続きデータを蓄積していき、ある程度データが溜まったタイミングで再度比較してみたいと思います。
では今回はここまで。また次回、宜しくお願いします!