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【初期費用0円で太陽光発電を導入!!】未来発電(=LIXIL建て得バリュー)のメリットとデメリット

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こんにちは^^ 妻と息子と3人暮らしを楽しんでいます、サラリーマンのpepeです。 今回は太陽光発電をお得に導入できる未来発電(リクシルの建て得バリュー)について書きたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ!
  • 太陽光発電システムを採用したいけど初期費用が高くて悩んでいる
  • 未来発電や建て得バリューというキーワードを聞いたけど、何??
  • 未来発電のメリット/デメリットを知りたい
昨今、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の浸透もあり、一戸建てでも太陽光発電を載せる一戸建てが増えています。



太陽光発電システムがあれば自宅で使う電気を買電せずに賄えて、更には余剰発電分を売ることもできます。ただ、太陽光発電システムの初期費用が高いという、大きな壁もあります。


それを解決するのが、未来発電(=リクシルの建て得バリュー)です!



建て得バリューは、太陽光発電システムの初期費用を0円で導入できるのです。我が家も未来発電を利用して太陽光発電システムを導入しました。 









目次

初期費用0円!?未来発電(=リクシルの建て得バリュー)

まず最初に未来発電(=リクシルの建て得バリュー)というまどろっこしい書き方の理由から。

初期費用0円で太陽光発電システムを採用できる、というサービスがあります。例えば、「未来発電」「未来発電G」というものです。



未来発電を扱っている企業は複数社あるのですが(例えば株式会社Looopとかが検索で出てきますね)、特に三井ホームが提携して未来発電として顧客に提供しているのがリクシルであり、リクシルが提供する初期費用0円で太陽光発電を提供するサービスを「建て得バリュー」と呼んでいます。


ちなみに、未来発電Gはガス会社と提携したサービス。エネファームを採用する場合に太陽光発電システムも無償で提供しますよ!というものです。



この記事では私がリクシルの建て得バリューを採用した関係で、建て得バリューを中心にご紹介します。


前置きが長くなりました。未来発電の最大の特長は、本来初期費用が100万円以上する太陽光発電システムを無償で載せられることです。

「本当に0円なの~?」と疑う気持ちはよくわかりますが、実際に未来発電を活用した私が保証します。本当に0円です。



※ただし、「建て得」サービスの中には例えば蓄電池を採用できるプランなどもあり、その場合は初期費用が掛かるものもあります。詳しくはこちらの記事でまとめています。


100万円以上がチャラになるのですから、かなり大きいですよね。

ただし、これだけの恩恵を受けるためにはいくつか条件を満たす必要があります。




















建て得バリューのメリット/デメリット(というか利用条件)

建て得バリューを活用するにはいくつか条件がある、と言いました。 ここからは、建て得バリューのメリット/デメリット(=つまりは利用条件)をご紹介していきます。

メリット

初期費用0円!

メリットはこの点に尽きるかも。。太陽光発電のパネル費用や設置費用、あらゆる初期費用が掛かりません。



0円です。





設置後11年目以降は売電できる

後ほどご紹介しますが、建て得バリューで太陽光発電システムを採用すると、採用後10年間は売電ができません(余剰発電分の売電収入はリクシルテプコに譲渡します)。

逆に言うと、採用後11年目からはその縛りが無くなるので、売電収入を得られます。ただし、固定買取価格の期間は10年間なので、安定した売電収入となるかは分かりませんが。。




リクシル商品の採用で電気代がお得に

建て得バリューの利用条件の一つとして、電力会社をリクシルテプコにすることがあります。







そのかわり、リクシル商品の採用数に従って電気料金が安くなります。






一番採用数の少ないプランと一番多いプランとで比較すると、電気使用量が120kWh~300kWhで差は0.19円/kWh、300kWh以上で差は0.49円/kWh。





採用するリクシル商品はサッシとドアは必須で、構造パネル、お風呂、キッチン、トイレはオプションです。



例えばドアだと、採用できるリクシル商品の種類はそこまで多くなく、実際に選んでいたときに選択肢が無いんだなぁと感じたのを覚えています(優柔不断な私は逆に助かりましたけど。。w)












デメリット

次はデメリット(=建て得バリューの利用条件)について。

契約後10年間は売電収入なし

初期費用0円になる代わりに、最初の10年間は自家消費分を除く余剰発電分の電気をリクシルテプコに譲渡します。普通であれば余剰発電分は売電収入として得られるのですが、建て得バリューはそれが出来ません。





初期費用が0円になることと、売電収入が無くなること。

建て得バリューがお得かどうかをこの2点で考える場面をよく見聞きします。







個人的には、自分が消費する分の電気を太陽光発電で賄えて、電気代を抑えることが出来れば嬉しいなぁとしか考えていませんでした。

その考えでいくと、自分の負担である初期費用が無くなることはとてもメリットだったので、売電収入はどっちでもいいな、と思ったのでした。。


ただ、実際に太陽光発電の恩恵を受けて生活をしていると、特にお昼の時間帯は発電量が自己消費電力量を大きく超えていることが多く勿体ないなぁと感じることがよくあります。



こちらの記事で、長い目で見て未来発電はオトクなのか、を我が家の発電実績を元にシミュレーションしています。未来発電がいいのか、自己負担で太陽光を載せる方がいいのかを、経済的な観点で考えてみました。ご興味があればぜひご覧ください!





リクシル商品を採用しないといけない

メリットでもお話ししましたが、リクシル商品を採用する必要があります。 この点で建て得バリューを活用するか迷われる方が結構いらっしゃるな、と思います。

特にサッシやキッチンで自分のお気に入りメーカーがあるなど、どうしても譲れないことが出てくると思います。お気に入りメーカーを採用することがご自身の中でどの程度のウェイトを占めるかに依りますが、そこはじっくり考えるべきです。



家づくりは経済的なことだけでなく、自分の好み通りのお家にすることも大事ですから。





ZEH要件を満たすこと

ZEH条件を満たす必要があります。





そもそも、ZEH(ゼッチ)って何なの?ということですが、「Zero Energy House」の頭文字を取った略語ですね。「年間のエネルギー収支をゼロ以下にする家」。



つまり、住宅性能と高効率な設備により、





(自分たちで使う電気量)≦(太陽光発電システムとかの発電量)





を満たすお家であるということです。


で、この家はZEHの家なんですよ!と堂々と言うには4つの条件を満たしている必要があります。



その点、例えば三井ホームであれば標準でZEH条件を満たす性能を持っていますので、三井ホームで建てれば建て得バリューを利用できる最低条件は満たしています。






ちなみに、ZEH認定が取れると補助金が出るんですよ(恒久的な制度じゃないので要確認です)!





私の場合は70万円出ました!大きいですよね〜。




原則、屋根に載せられるだけ太陽光パネルを載せる

意外とびっくりしたのですが、基本的に屋根に載せられるだけの太陽光パネルを載せないといけません屋根を拘りたい人にはちょっと辛い条件でしょうか。



おかげで我が家のパネルの発電量は12kWh越えです。


ちなみに建て得バリューの中には、初期費用を少し自己負担してオトクに太陽光を採用するプランもあるようです。こちらの記事をご参照ください!

ただし、三井ホームでこのプランを採用できるかは不明ですので、担当営業の方にご確認ください。








電力会社をリクシルテプコに変更

建て得バリューを利用するにあたり電力会社をリクシルテプコに変更する必要があります。電力会社の変更自体は建て得バリュー利用手続きの中で、リクシルが勝手にやってくれるんですけど。







あと、これは直接聞いて確認しましたが、電力会社は契約後に変更可能ということでした。えっ!変えていいの?!w 






電気料金とにらめっこして、今後また変えるかもな。。今まで使ってた中部電力ってポン太ポイントを支払いに使えるし、せっかくクレカもシェル-ポン太クレカにしてるしなぁ。。とか。色々考えたくなりますね。 




契約後10年は蓄電池を置けない

余剰発電分をリクシルに譲渡する関係上、蓄電池(1kWの容量を超えるもの)はNGです。蓄電池があれば昼は発電しつつ余剰分は蓄電、夜に蓄電分を使う、とか出来るのかなーと考えていたのですが。。







あと、停電時にも蓄電池は活躍しますよね。現状でも太陽が出ている内は太陽光発電で自己消費分は賄えるかと思いますが、夜になると不便であることには変わりありません。





10年以内の解約には違約金が発生

10年以内に建て得バリューを解約すると解約金が発生します。他に、例えば大容量の蓄電池を付けたりなど契約違反をすると違約金が発生します。

まとめ:初期費用0円はやっぱデカい。。

今回はメリット/デメリットを交えながら建て得バリューをご紹介してきました

色々制限はあるのですが、ざっくり言うと、自分たちで使う電気を賄える太陽光発電を実質0円で付けられるんだからお得かな!ということで私は建て得バリューを採用しました。







建て得バリューの損得はその人の価値判断によるところもあるかと思います。


太陽光発電システムにかかる初期費用を出せるのであれば、リクシルの制限(10年売電不可、蓄電池NG、リクシル製品採用など)は当然ないので実費で導入されるのがよいでしょう。



ご自身にとって得なのかを考えてご判断頂ければいいのかなぁと思います。


では今回はここまで!また次回宜しくお願いします!



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