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全館空調の電気代は高すぎる?太陽光発電との相性は?実績データで検証します!

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こんにちは^^

妻と2人の子どもの4人暮らし、サラリーマンのpepeです。

今回は、全館空調に掛かっている電気代を検証します。

我が家の全館空調は三井ホームのスマートブリーズワンという商品です。

また、全館空調と太陽光発電の相性についても気になる方が多いと思います。

太陽光発電のおかげでどの程度電気代がオトクになっているのかについても検証してみました。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 全館空調の採用を検討している
  • 全館空調の使用電力や電気代が気になる
  • 太陽光発電でどの程度節約できるか知りたい

全館空調って快適だと聞くけど、ずっと付けてないといけないみたいだし電気代は心配よね。。やっぱり太陽光があった方がいいのかしら?

最近よく聞く全館空調。

快適とは聞くけど電気代は高いの?とギモンを持たれている方、多いと思います。

全館空調の電気代も太陽光発電のオトク感も、両方を実際に採用している家のデータを見るのが一番。

そこでこの記事では、

  • 全館空調ってどのくらいの電気代が掛かってるの?
  • 太陽光発電でどのくらい電気代はオトクになってるの?

について、2021年1月~2023年1月の2年間の我が家の実績に基づきご紹介していきます。

なお、我が家は三井ホームの全館空調「スマートブリーズワン」を導入しています。

また、太陽光発電はリクシルの建て得バリューを利用して、初期費用実質0円で採用しました。

全館空調も太陽光発電も実際の電気代を長期間にわたって公開している記事は中々ありません。

ぜひこの記事を読んで頂き、全館空調&太陽光発電を採用するかどうかの判断材料にして頂けると嬉しいです。

この記事を書いたのはこんな人

  • pepeと言います
  • 三井ホームオーナー(2020年新築)
  • 2020年より家づくりブログを運営
  • ESSEonline”日刊住まい”でもライターとして活動中
目次

我が家のプロフィール

全館空調の電気代や太陽光発電の発電量は家の広さや設備の環境によります。

ということで、最初に我が家の間取りや設備のスペックを簡単にご紹介しておきます。

  • 総二階の延床面積およそ38坪
  • 1階は玄関/リビング・ダイニング・畳コーナー・キッチン/トイレ/洗面室・脱衣室・浴室
  • 2階は洋室(6畳×2)/トイレ/書斎/ホール/寝室
  • 吹き抜けやリビング階段は無し
  • 太陽光発電はパネル容量12.37kWh、パワコン容量9.9kWh(建て得バリューの条件で屋根一杯に載ってます)
  • 屋根は東西方向の切妻屋根で、パネルも東西方向に載っています
  • 全館空調システム「Smart Breeze One」を採用しています
  • 電気・ガスの併用です。給湯&床暖房はガスです

また、我が家は気候が比較的安定している東海地方にあることもお忘れなく。

全館空調の使用電力&電気代

では早速、全館空調に掛かる電力と電気代をご紹介します!

全館空調「スマートブリーズワン」に関わる設備は、ルームエアコン1台と全熱交換型換気システムの2つです。

私が契約している電力会社のリクシルテプコのLifeAssistというサービスを使うと、各設備の消費電力を時間単位で確認できます。

今回参照する数値もLifeAssistに基づいています。

使用電力

まずは使用電力から。

2021年1月~2023年1月の全熱交換型換気システム&エアコンの使用電力はこんな感じです。

青が全熱交換型換気システム、赤がルームエアコンです。

換気システムの電力は年間通して変化が少ないが、ルームエアコンの使用電力は夏/冬が春/秋の約6倍

全熱交換器は50kWh~100kWhくらい、エアコンは70kWh~400kWhくらいです。

ルームエアコンと換気システムとで使用電力に結構違いがありますね。

換気システムはエアコンと比べて使用電力は少なく、季節によるばらつきが比較的小さいです。

また、換気システムの使用電力が多くなるのは夏場の暑い時期のようです。

一方、季節によって大きく使用電力が変わるのがエアコン

一番使用電力の大きい1月と少ない10月とで6倍くらいあります。

換気システムは1年通して使用電力は大きく変化しないのに対し、エアコンは夏は冷房/除湿、冬は暖房を使用するということで、夏/冬で異なった機能をフル活用しています。

逆に過ごしやすい気温が続く春/秋はエアコンを利用する頻度が減る為、使用電力も抑えられています。

ちなみに、他の使用電力も含めた全体の使用電力に対する全館空調の割合も見てみました。

全館空調の使用電力は全体の6割前後を占める
2022年6月はLifeAssistの不良のためデータがありません

エアコンの使用電力次第で全館空調に関する使用電力の割合は大きく変わりますね~。

夏と冬は全体の60~70%を全館空調が占めるのに対し、4月、5月、11月辺りは40~50%くらいに抑えられます。

とはいえ、やはり全館空調が占める割合は結構大きいようです。

電気代

続いて電気代です。

なお、昨今電気代がめちゃくちゃ高騰してきていますので、2021年1月と2023年1月をそのまま比べても、たとえ同じ使用電力であったとして電気代が全然違います

ということで、簡単のため27円/kWhとして計算しました(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として27円/kWhを提示しているそうです)。

そんなこんなで電気代を計算した結果がこちら↓

全館空調の電気代

換気システムは1,500円~3,000円くらい。

エアコンは2,000円~14,000円くらいです。

2つ合わせて全館空調に掛かる電気代としては、3,500円~16,000円くらいになります。(実際は電気代の高騰でもう少し高いと思います)

夏&冬は高いですね~。

この費用、皆さんどのように感じるでしょうか。やっぱり高い。。?

個人的には、前のアパートでかかっていた電気代が高くて全部で9,000円くらいだったのを考えると、高くなってはいると思います。

が、まぁ2階建ての一戸建てですしね。(実家も含めて一戸建てが今回初めてなので比較対象がなく、、)

太陽光発電で電気代はどう変わる?

さて、上でご紹介した電気代について、例えば寒い1月だと全館空調の電気代として1万円くらい掛かっていましたが、我が家がその額をそのまま払っているかというと、そうではありません。

我が家は太陽光発電のお陰で、日中はほとんど電気を買っていないからです。

ちなみに、未来発電(リクシルテプコの建て得バリュー)を活用して初期費用0円で太陽光発電を採用しました。

初期費用0円がオトクか、設置後10年間ちゃんと売電できた方がオトクか?は色々と意見はあります。

が、私は自分たちが使う電力の多くを賄ってくれる太陽光をタダで取り付けられたのでオトク!と考えています。

建て得バリューを利用した太陽光発電の採用が気になる方はぜひ下の記事をご覧ください!

太陽が出ている明るい時間帯は、ほぼ発電した電気で賄えています。

詳細は毎月の使用電力&電気代の報告記事でまとめていますので、ご興味あれば是非ご覧ください!

上の毎月の電気代報告の記事をご覧頂ければお分かりの通り季節による変動はありますが、太陽光発電を採用している我が家の毎月のトータルの電気代は大体9,000円前後といった感じです。

(ただ、最近は電気代の高騰で夏/冬だと2万円前後になってしまいます)

では、もし太陽光発電が無かったらどうなるでしょう?

こちらも今手元にある数字からざっくりと計算してみました。

ちなみに、太陽光の有無の比較は全館空調だけでなく我が家のトータルの使用電力を元に計算しています。

全館空調だけ切り取って太陽光発電の有無による差分を確認することが難しかったので。。

まず使用電力から。

グレーが太陽光発電が無い場合、黄色が太陽光発電がある場合です。

太陽光発電の効果のグラフ

太陽光発電が無いと使った電気は全て電力会社から買わないといけません。

しかし、太陽光発電があれば発電して自家消費することができます。発電分でも賄えなかった分だけ電気を買うことになるのです。

さて、当たり前ではありますが太陽光発電を採用している方が買う電気は減らせています。

だいたい太陽光無しの50~70%くらいに抑えられています。

電気代にするとどのくらいかというと、こんな感じ↓

太陽光発電があると電気代は50~70%くらいに抑えられる

太陽光発電がないと春や秋でも1万円前後、夏や冬だと2万~2.5万円くらいになります。

それが太陽光発電があれば春や秋で5,000円くらい、夏や冬でも15,000円には満たないくらいに抑えられます。

今は電気代が高騰していて太陽光発電があっても夏/冬で2万円前後になってしまいますが、太陽光発電が無ければ3万円くらいになっていたでしょう。

なお、2021年1月から2023年1月までの2年間の電気代の合計は、太陽光発電がない場合は約47万円、太陽光発電がある場合は約33万円。

2年間で約14万円の差がありました

太陽光発電があれば1年で7万円くらい抑えられていることになりますね。

こうやってみると、太陽光発電があると良いなぁと思えます。

しかも我が家の場合は未来発電のおかげで太陽光発電の初期費用が掛かっていないのでオトクですよね。

ちなみに本当に未来発電はオトクなのか!?が気になって(←住む前に調べるべき、、笑)シミュレーションしたことがあります。

もしご興味あれば見てみてください。

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まとめ

全館空調の電気代

今回は、全館空調の使用電力や電気代がどの程度かを我が家の実績データを元に調べてみました。

全館空調(スマートブリーズワン)は全熱交換型換気システムとルームエアコン1台から成りますが、二つ合わせてだいたい200~300kWh/月くらいでした。

春/秋など気候が安定していれば100~200kWhくらいの場合が多く、夏/冬だと多いときで500kWhを超えていました。

また、全館空調はトータルの使用電力の50~70%くらいを占めるようです。

電気代で見ると、全館空調だけでだいたい5,000円~1,5000円くらい。季節による差が大きいですね。

太陽光発電の効果

また、全館空調は基本的に24時間つけっぱなし。でも日中の間だけでも電気代を抑えたい!

ということで太陽光発電によってどのくらい電気代が抑えられているのかも確認してみました。

太陽光発電無しの場合と有りの場合とで買電量を比較してみると、太陽光発電があることでだいたい50~70%くらいに抑えられていることが分かりました。

電気代にすると1年で7万円ほどオトクになっているようです。

しかも、我が家は未来発電を使って初期費用0円で太陽光発電を載せているので尚更オトクに感じます。

もし、全館空調を入れたい!と思われている方は可能なら太陽光発電もセット(できれば未来発電)で考えると良いのかもしれないですね。

ご参考になれば幸いです。

では今回はここまで。また次回宜しくお願いします!

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この記事を書いた人

管理人 pepe
  • pepe /
  • 施主ブログ”ゆるりと相談所”運営者
  • 会社員(製造メーカー/商品開発職)
  • 妻、子ども2人
  • 2020年7月末 引き渡し(三井ホーム/チューダーヒルズ)
  • 趣味:ブログ/ピアノ/ドライブ/テニス/野球、、、等々

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