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全館空調の使用電力は?電気代は??我が家の実績データをご紹介!

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こんにちは^^

妻と息子と3人暮らしを楽しんでおります、サラリーマンのpepeです。

今回は、全館空調にいったいどの程度電気を使っているのかを、スマートブリーズワンを採用している我が家のデータに基づきご紹介します。

また、全館空調と太陽光発電って相性良い!というのをたまに見るので、実際に太陽光発電があるとどの程度オトクになっているかも調べてみました。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 全館空調の採用を検討している
  • 全館空調の使用電力や電気代が気になる
  • 太陽光発電でどの程度電気代を節約できるか知りたい
pepe

我が家の場合、全館空調の使用電力は全体の5割~7割程度。特に夏と冬に多くなります。また、太陽光発電により年間7万円ほど節約できているようです。

昨今、住宅性能の向上とともに全館空調を採用するお宅が増えてきました。SNSでも全館空調に関する投稿をよく見かけるように思います。

全館空調とは家全体を一括で換気&空調するシステムです。我が家も、ルームエアコン1台と全熱交換器で実現する三井ホームの全館空調「スマートブリーズワン」を導入しています。

暑い夏も寒い冬も家全体は一様な温度に保たれるので快適ですが、基本的には24時間365日全館空調を付けていることから電気代が気になる方が多いのでは、と思います。

また、ZEHが浸透しつつある今、太陽光発電を採用されるお宅も増えています。我が家もリクシルの建て得バリューを利用して、初期費用実質0円で太陽光発電を採用しています。

そこで今回は、

  • スマートブリーズワンにどれだけ電気を使っているのか
  • 太陽光発電を採用することで、どれだけ電気代がオトクになっているのか

について、2021年1月~2023年1月の我が家の実績データに基づきご紹介します(2022年6月はデータ取得不良のためデータがありません。。)

全館空調や太陽光発電をご検討中の方は、ぜひご参考にして頂けると幸いです。

目次

我が家のプロフィール

まず最初に我が家の基本情報からご紹介しておきます。全館空調の使用電力や電気代は家の広さや設備にもよるでしょうから、念の為ご紹介しておきます。

また、我が家は気候が比較的安定している東海地方にあります。

設備

  • 総二階の延床面積およそ38坪
  • 1階は玄関/リビング・ダイニング・畳コーナー・キッチン/トイレ/洗面室・脱衣室・浴室
  • 2階は洋室(6畳×2)/トイレ/書斎/ホール/寝室
  • 吹き抜けやリビング階段は無し
  • 太陽光発電はパネル容量12.37kWh、パワコン容量9.9kWh(建て得バリューの条件で屋根一杯に載ってます)
  • 屋根は東西方向の切妻屋根で、パネルも東西方向に載っています
  • 全館空調システム「Smart Breeze One」を採用しています
  • 電気・ガスの併用です。給湯&床暖房はガスです

住人

  • 夫婦2人の共働き。夫が平均週2日前後テレワーク
  • 夫は土日休日(カレンダー通り)、妻はそうではない。時短勤務中
  • 食洗器はほぼ毎日使用
  • 洗濯は週3回前後。洗濯室に干して乾燥機使って乾かしています。

全館空調の使用電力や電気代は?

では早速、全館空調だけの使用電力や電気代をご紹介します!

全館空調「スマートブリーズワン」に関わる設備は、ルームエアコン1台と全熱交換器の2つです。

私が契約している電力会社のリクシルテプコのLifeAssistというサービスを使うと、各設備の消費電力を時間単位で確認できます。今回参照する数値もLifeAssistに基づいています。

使用電力

まずは使用電力から。

2021年1月~2023年1月の全熱交換器&エアコンの使用電力はこんな感じです。

青が全熱交換器、赤がルームエアコンです。

全熱交換器は50kWh~100kWhくらい、エアコンは70kWh~400kWhくらいです。2つの間で使用電力に結構違いがありますね。

全熱交換器はエアコンと比べて使用電力は少なく、季節によるばらつきが比較的小さいです。そうは言っても一番多い時期の使用電力は少ない時期の2倍ほどありますが。

また、全熱交換器の使用電力が多くなるのは夏場の暑い時期のようです。

一方、季節によって大きく使用電力が変わるのがエアコン。一番使用電力の大きい1月と少ない10月とで6倍くらいあります。

全熱交換器は1年通して使用電力は大きく変化しないのに対し、エアコンは夏は冷房/除湿、冬は暖房を使用するということで、夏/冬で異なった機能をフル活用しています。

逆に過ごしやすい気温が続く春/秋はエアコンを利用する頻度が減る為、使用電力も抑えられています。

ちなみに、他の使用電力も含めた全体の使用電力に対して全熱交換器&エアコンがどの程度の割合を占めるのかも見てみました。それがこちら↓

エアコンの使用電力次第で全館空調に関する使用電力の割合は大きく変わりますね~。

夏と冬は全体の60~70%を全館空調が占めるのに対し、4月、5月、11月辺りは40~50%くらいに抑えられます。とはいえ、やはり全館空調が占める割合は結構大きいようです。

電気代

続いて電気代です。なお、昨今電気代がめちゃくちゃ高騰してきていますので、2021年1月と2023年1月をそのまま比べても、たとえ同じ使用電力であったとして電気代が全然違います(笑)

ということで、簡単のため27円/kWhとして計算しました(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が「新電力料金目安単価」として27円/kWhを提示しているそうです)。

そんなこんなで電気代を計算した結果がこちら↓

全熱交換器は1,500円~3,000円くらい。エアコンは2,000円~14,000円くらいです。2つ合わせて全館空調に掛かる電気代としては、安いときで3,000円くらい、高いと16,000円くらいになります。夏&冬は高いですね~。

この費用、皆さんどのように感じるでしょうか。やっぱり高い。。?

個人的には、前のアパートでかかっていた電気代が高くて全部で9,000円くらいだったのを考えると、高くなってはいると思います。が、まぁ2階建ての一戸建てですしね。(実家も含めて一戸建てが今回初めてなので比較対象がなく、、)

全熱交換器は基本24時間365日つけっぱなしでこの程度なので、まぁこんなものなのかなと思っています。エアコンも2階建てとなるとこんなもんなのでしょうか。。

太陽光発電の有無で使用電力や電気代はどう変わる??

さて、上でご紹介した電気代について、例えば寒い1月だと全館空調の電気代として1万円くらい掛かっていましたが、果たして我が家がその額をそのまま払っているかというと、そうではありません。

我が家は太陽光発電を採用して、日中はほぼ発電により使用電力を賄えているからです。

ちなみに、未来発電(リクシルテプコの建て得バリュー)を活用して初期費用0円で太陽光発電を採用しました。建て得バリューを利用した太陽光発電の採用が気になる方はぜひ下の記事をご覧ください!

太陽が出ている明るい時間帯は、ほぼほぼ太陽光発電によって得られた電気で賄えています。詳細は毎月の使用電力&電気代の報告記事でまとめていますので、ご興味あれば是非ご覧ください!

上の毎月の電気代報告の記事をご覧頂ければお分かりの通り、季節による変動はありますが、太陽光発電を採用している我が家の毎月のトータルの電気代は大体9,000円前後といった感じです(最近は電気代バグってるので夏/冬だと2万円前後になってしまいます)。

では、もし太陽光発電が無かったらどうなるのか。こちらも今手元にある数字からざっくりと計算してみました。

ちなみに、太陽光の有無の比較は全館空調だけでなく我が家のトータルの使用電力を元に計算しています。全館空調だけ切り取って太陽光発電の有無による差分を確認することが難しかったので。。

まず使用電力から。

グレーが太陽光発電が無かったとき~、黄色が太陽光発電があったとき~ですね。(とある豚まんのCMがよぎります。。関西だけか)

太陽光発電が無いと使用電力分の電気をそのまま電力会社から買わないといけませんが、太陽光発電があれば、発電して自家消費することができるので、それでも賄えなかった分だけ電気を買うことになります。

さて、当たり前ではありますが太陽光発電を採用している方が買電量は減らせています。だいたい太陽光無しの50~70%くらに抑えられています。

電気代にするとどのくらいかというと、こんな感じ↓

太陽光発電がないと春や秋でも1万円前後、夏や冬だと2万~2.5万円くらいになります。それが太陽光発電があれば春や秋で5,000円くらい、夏や冬でも15,000円には満たないくらいに抑えられます。

今は電気代が額上がりしていて太陽光発電があっても夏/冬で2万円前後になってしまいますが、太陽光発電が無ければ3万円くらいになってしまっていたかもしれません。

なお、上の2年間のデータでは、電気代の合計が太陽光発電がない場合は約47万円、太陽光発電がある場合は約33万円であり、2年間で約14万円の差がありました。太陽光発電があれば1年で7万円くらい抑えられていることになりますね。

こうやってみると、太陽光発電があると良いなぁと思えます。しかも我が家の場合は未来発電のおかげで太陽光発電の初期費用が掛かっていないのでオトクですよね。

ちなみに本当に未来発電はオトクなのか!?が気になって(←住む前に調べるべき、、笑)シミュレーションしたことがあります。もしご興味あれば見てみてください。

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まとめ

今回は、全館空調の使用電力や電気代がどの程度かを我が家の実績データを元に調べてみました。

全館空調(スマートブリーズワン)は全熱交換器とルームエアコン1台から成りますが、二つ合わせてだいたい200~300kWh/月くらいでした。春/秋など気候が安定していれば100~200kWhくらいの場合が多く、夏/冬だと多いときで500kWhを超えていました。

また、全館空調はトータルの使用電力の50~70%くらいを占めるようです。

電気代で見ると、全館空調だけでだいたい5,000円~1,5000円くらいのようです。季節による差が大きいですね。

また、全館空調は基本的に24時間つけっぱなし。でも日中の間だけでも電気代を抑えたい!

ということで太陽光発電によってどのくらい電気代が抑えられているのかも確認してみました。

太陽光発電無しの場合と有りの場合とで買電量を比較してみると、太陽光発電があることでだいたい50~70%くらいに抑えられていることが分かりました。

電気代にすると1年で7万円ほどオトクになっているようです。

しかも、我が家は未来発電を使って初期費用0円で太陽光発電を載せているので尚更オトクに感じます。

もし、全館空調を入れたい!と思われている方は可能なら太陽光発電もセット(できれば未来発電)で考えると良いのかもしれないですね。

ご参考になれば幸いです。

では今回はここまで。また次回宜しくお願いします!

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この記事を書いた人

管理人 pepe
  • pepe /
  • 施主ブログ”ゆるりと相談所”運営者
  • 会社員(製造メーカー/商品開発職)
  • 妻、子ども2人
  • 2020年7月末 引き渡し(三井ホーム/チューダーヒルズ)
  • 趣味:ブログ/ピアノ/ドライブ/テニス/野球、、、等々

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