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「NISA やらないほうがいい」とググったあなた。NISAの中身を知らずにやらないのはあまりにモッタイナイです

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こんにちは^^

妻と子ども2人の4人暮らし、サラリーマンのpepeです。

今回は、NISAをやろうか迷っている人に向けて、ぜひともNISAの中身を知ったうえでやる/やらないを考えてほしい!ということを書こうと思います。

とはいえ、ぜひお気楽に読んで頂ければ、と思います。

この記事はこんな人におすすめ!

  • NISAをやろうか悩んでいる
  • 「NISA やらないほうがいい」と検索したことがある
  • NISAってよく分からないからやめとこうかな、と思っている

最近やけにCMで”NISA”を見聞きするけど何となく怪しい気もする。。NISAをやるべきか?やらないべきか?悩んでいる。

2024年になって変わるものは色々とありますが、その中でも大きく変わるのがNISA制度です。

最近テレビでも銀行のCMなどでNISAを見聞きします。

でも、NISAってよく分からないし、いきなりCMとかで見るようになって”怪しさ”を感じずにはいられない、という人も多いのでは。

もしくは、ついつい「NISA やらないほうがいい」とググって「NISAをやらないこと」に自分を納得させようとしている人も多い、と想像します。

NISAはよく分からないからとりあえずやめとこう、はあまりに勿体ないです。

NISAに対してのモヤモヤを、この記事で少しでも晴らせたらと思います。

目次

最近めちゃくちゃNISAを見聞きする

最近、テレビを見ていたらNISAのことに触れている銀行のCMをよく見る気がします。

たしかに来年からリニューアルされるNISAはこれまでのNISAとは大きく変わります。

銀行もNISAをきっかけに新規顧客を獲得すべく力を入れているのでしょう。

一方で、やたらNISAを目にするようになって逆に「NISAって胡散臭そう」とか「NISAって怪しいんじゃない?」と思う人も結構いるようです。

先日X(旧Twitter)で偶々見かけたのがこちらのポスト。

目を惹きますね、、(笑)

いいね!も3万とかなりの反響です。

正直このポストに対して「いいね!」が3万も付くとは意外に感じるとともに、世間のNISAに対する反応はこういうものなのかもしれないな、と思いました。

このポストに対するリプライも多く、

「NISAをやらない方がいいなんて何を言っているんだ」という反対意見も多いですが、

一方で、

知り合いから薦められたけど、直感的に良くないと思った

国が薦めるものって何か裏があるんじゃないかと思ってた

CM打つくらいだから怪しすぎる!

といったポストへの賛同意見も多く見られました。

ただ、賛同意見の多くはNISAの具体的な中身への言及ではなく、

  • 国が薦めているから、とか
  • 何となく怪しそうだから

といったようなNISAへの印象論がほとんどでした。

実際に、NISAのことがよく分からないまま、何となくNISAやらないという人も多いのだろうと思います。

そこで、次にNISAって結局何なのさ?というのを私なりにまとめてみます。

NISAって結局なんなの?2024年から何が変わるの?

2024年から始まるNISAは何が変わる?

NISAは投資に掛かる税金が非課税になる制度

まずNISAとは「株式投資の利益に掛かる税金(20%)が掛からなくなる」制度のこと。

例えば1万円で買った株が2万円に値上がりしたときに売れば、2万円-1万円=1万円の利益が出ます。

でも、普通だと利益の1万円に対して約20%の税金が掛かるので、実際には8,000円しか利益を受け取れません

しかし、NISA枠で投資していたらこの20%の税金が掛からず、1万円分の利益全てを受け取れます

税金が掛からなくなる、といえばそれだけ。

でも、株式投資で得た利益に掛かる税金が20%と結構高いのでそれが無くなるのは結構デカいのです。

そして投資額が大きくなればなるほどその恩恵は大きくなります。

これまでのNISA

ちなみに、一口にNISAといっても実は2種類のNISAがあります。

「一般NISA」と「積立NISA」の2つです。

これらは両方同時に利用することは出来ず、どちらか一方のみしか利用できません。

しかも、各々に投資期間、投資額の点で制限があり、イマイチ使いづらい制度でした。

非課税期間投資元本の上限額(年間)
一般NISA5年120万円
積立NISA20年40万円
一般NISAと積立NISAはそれぞれ制限がある

そもそも投資は10年、20年などの長期で行うのが基本。

非課税期間が5年と短い一般NISAは長期目線の投資が出来ません。

かと言って頻繁に売り買いを繰り返そうとするとあっという間に投資上限額の120万円になってしまいます。

意外と使いづらいんですね。

その点、積立NISAは20年の非課税期間があるので使いやすくはありますが、いかんせん投資上限額が小さい

積立NISAの投資上限額は年間40万円、月に33,333円。

自分のペースであまり金額を気にせず投資を続けやすいですが、将来的にある程度大きな資産を築きたければ、もう少しまとまった資金を長期的に運用したいところです。

2024年からのNISA

ちょっと使いづらかったこれまでのNISAですが、2024年から制度が大きく変わるのです。

最近CMでもNISAの言葉をよく聞くのはそのせいですね。

何が変わるかをまとめるとこんな感じ↓

旧NISA新NISA
建て付け一般/積立
併用不可
成長枠/積立枠
併用可能
非課税期間一般:5年
積立:20年
無期限
投資元本の上限額(年間)一般:120万円
積立:40万円
360万円
(そのうち成長枠の上限は240万円)
投資元本の上限額(生涯)一般:600万円
積立:800万円
1,800万円
(そのうち成長枠の上限は1,200万円)
生涯投資枠の復活しないする
2024年からは全ての面でパワーアップ!

一番大きく変わったのは、非課税期間と投資元本の上限額

税金がタダになる”非課税”期間が無期限となり、長期投資としてNISAを十分に活用できるようになりました。

また、生涯でNISAに投資できる額が1,800万円に増えたのも非常に大きいです。1,800万円は多くの人にとって大金のはず。これだけの額を非課税で運用できるのは本当に大きい。

ちなみに「生涯投資枠の復活」も地味に大きい点。これまではNISA枠で株を購入したら、その株を売却してもNISA枠は一生復活しませんでした。

しかし、新制度では、売却したらその元本分の枠が復活します。つまり、NISA枠を再利用できるのです。

ということで、「投資元本1,800万円分を、一生涯、税金を取られることなく運用できる」というのは、人生設計に大きく影響します。

個人的には、

NISAを利用するかしないかで人生が変わる

と考えています。

岸田首相は色々とダメな点が多い印象を受けますが、NISAの制度を変えたことだけは本当に素晴らしかったと思います。

よく聞く「NISAをやらない方がいい」理由について思うこと

NISAはやらない方がいいのか?

投資にこれまで興味が無かった人は、NISAのことをよく知らない方も多くいると思います。

よく知らないものに対してはネガティブな気持ちが大きくなり、色々調べてネガティブな情報のみを集めて、結局「NISAはやめておこう」となってしまいます。

実際に「NISAをやらない方がいい」理由を調べてみると、例えば

  • 「余裕資金のない人」はNISAをやめた方がいい
  • 「NISAは元本割れするかもしれないから」NISAはやめた方がいい
  • 「非課税期間が終わったときに暴落してたら損するから」NISAはやめた方がいい

などが挙がってきます。

「余裕資金のない人は」NISAをやめた方がいい?

日々の生活がカツカツで一切の余裕資金がない!という人は、たしかに株式投資自体控えた方がいいです。

まずは少しでも貯金をするようにしましょう。

NISAは投資に掛かる税金を免除する制度。そもそも投資自体、余裕資金でするものですからそれが無ければ当然NISAもやるべきではありません。

しかし、多くの人は月に数千円~1万円くらいの自由に使えるお金はあるのではないでしょうか。

そんな人は、ぜひNISAを利用して株式投資をしてみてください。

ちなみに個別の会社に投資するのではなく、米国の株式指数(S&P500、など聞いたことありませんか?)に投資できる投資信託を購入するのがオススメです。

月々の投資額は少額であったとしても、20年ほどコツコツ投資を続ければ結構な大きな額の資産になる可能性が高いです。

「NISAは元本割れするかもしれないから」やめた方がいい?

まず、元本割れするのはNISAの話ではなく投資全般の話です。

なので、投資の利益にかかる税金が免除されるNISA枠を利用していても、投資には変わりないので当然元本割れするリスクはあります。

元本割れとは、自分が株を購入したときの株価より株の価値が下がってしまって、つまりは株で損している状態のことです。

なので、「NISAは元本割れするかもしれない」というのはちょっとズレたことを言っているのがお分かりでしょうか。

ちなみに、NISA枠で投資して損が出てしまった場合にいわゆる「損益通算」ができないので、かえって払う税金が多くなる場合がある、というちょっと難しい話はあります。

損益通算とは、複数の証券口座の利益のプラスマイナスを合算して税金を計算することです。

投資に掛かる税金は「利益」に対してかかるので、マイナスが出ている場合にはそれを合算することで利益を減らすことができ、掛かるトータルの税金を抑えることができます。

ですが、この「損益通算」の話は証券口座(投資のために使っている銀行口座)を複数持っている人の話。

これからNISAを始めようか迷っている方の多くはそもそも証券口座を一つも持っていない人が多いと思うので、ひとまず無視していい話です。

で、NISAで元本割れするリスクはあるものの、それは短期間で考えた話です。

よっぽどヤバイ投資信託(信託手数料がメチャクチャ高いとか投資先がよく分からない投資信託)や個別の会社の株を購入しない限り、15年、20年の長期間で考えると、損する可能性はかなり低いと思います。

「非課税期間が終わったときに暴落してたら損するから」やめた方がいい?

これまでのNISAには非課税期間が有限だったので、この危険性はたしかにありました。

特に一般NISAは非課税期間が5年なので、運が悪ければ非課税期間が終わったタイミングで利益が出ていなくて「利益に掛かる税金が免除される」NISAのメリットを全く享受できずに終わる可能性もありました。

でも、2024年からは非課税期間が「無期限」になります。

NISA枠で持っている株式商品が万が一損していれば、利益が出るまで待てばいいのです。

そのため、「非課税期間が終わったときに暴落していたら」と考える必要がなくなります。

「NISA やらないほうがいい」とググった人に伝えたいこと

少額でいいから投資をやってみるのがいい

このように、従来のNISAのデメリットの多くが2024年からは解消されて、本当に使いやすい制度に変わります。

巷では2024年からのNISAは「神制度」と呼ばれているくらい。

ですが、これまで投資をやったことがなかったり興味が無かった人にとっては相変わらずNISAのことはよく分からない制度でしょうし、NISAのうまみが分からないと思います。

これは当然のことです。

でも、「よく分からないからNISAは怪しいもの!」「国が薦めているから怪しいもの!」というのはメチャクチャ勿体ないです。

NISAは全く怪しい制度ではありません。

NISAは怪しい、、という人には、「NISAをやる前に普通の証券口座(20%の税金が掛かる状態)で、少額で株式投資をやってみて!」と伝えたいです。

NISAを使わずに投資をしてみると、NISAのありがたみが分かると思います。税金って大きいのですよ

でも投資はこわいし、、と思う人へ

「でも、投資して失敗したらどうしよう」と思っちゃう人へ。

少額(=数万円)の投資であれば損したとしてもたかが知れています。そして、一度マイナスになったからと言って慌てて株を売却しなければいいのです。

売却するまでは利益も損も確定されません。もしマイナスの状態で株を売ってしまえはそれこそ「損」が確定します。

「マイナスになる=投資で失敗する」ではないのです。

投資は数年以上の長期目線で考えるのが基本。数か月単位の短期で損得を考えることがそもそも間違いです。

また、「投資したら大損して借金を抱えて路頭に迷っちゃう」と考える人。確かに「信用取引」といって自分が持つ資金以上のお金を動かそうとしたら、確かに大損につながる可能性はあります。

他には仮想通貨やFXなども手を出さない方が無難です。個人的にはこれらは投資ではなく投機(=ギャンブル)に近いものと考えています。

「投機」を続けていれば、たしかに皆さんが想像するような大損を被る可能性はあります。投機はしないように注意した方がいいですね。

資産運用しないこともリスク

少額の投資もやっぱりこわいという方。

投資をしない、という選択をしている時点で実はあなたもあるリスクを背負っています。

それは、日本円という現金だけを所有しているというリスクです。

え?銀行預金、もしくはタンス預金してたら投資で損することもないし大丈夫でしょ。

そう思われるかもしれませんが、例えば、次のようなことが起こったらどうしようもありません。

物価が著しく高くなったとしたら。

年金などの公的制度が今より機能しなくなったとしたら。

最近1ドル=150円に迫る円安がニュースになりましたね。食材や日用品の値段が上がって生活が少し苦しくなったのは記憶に新しいです。

これは、日本円の価値が下がって物価が高くなったため。

現金だけを持っている人は大変だったでしょうが、私は株式投資を通じてアメリカの株を保有していたので、円安時には資産が結構増えていました。

また、日本は少子化により今後は今と同じレベルの公的補助が受けられないかもしれません。

既に年金なんかは今の労働者世代は今の高齢者と同じ年金額を受け取れないかも、と言われていますよね。

でも、もし投資などの資産運用をしていれば、公的補助に頼らずとも自力で老後をお金の不安なく過ごせる可能性が高くなります。

というか、今回のNISA制度の大改革は暗に

将来、公的な補助はあまり期待できないから、ちゃんと資産運用して自分の身は自分で面倒見てね

という政府からのメッセージだとも思えます。

個人的にはNISAをしっかり活用して資産運用しないと、今後ますます生活は苦しくなると考えています。

NISAを始めよう!と思う人に注意してほしいこと

ここまで読んで頂き、ちょっとずつでもNISAを活用して投資を始めてみようかな、、と思われたあなた。

あなた自身、もしくはご家族のためにもぜひそうしましょう。

でも、NISAを活用して投資を始めるうえでいくつか注意すべきことがあります。

証券口座を開くのに銀行窓口に行かない

「餅は餅屋。投資を始めるんだから銀行に相談だ!」

と思ったあなた。

銀行の窓口に行って証券口座を開くのはやめた方がいいと思います。

もちろん銀行の窓口に行って証券口座を開設することはできますが、間違いなく銀行から投資信託などの商品をお勧めされます。

銀行からおすすめされる投資商品は、手数料などの高い商品が多いです。

つまり、投資信託を購入したり売却したりする際に掛かる販売手数料が高かったり、信託報酬(投資信託の管理にかかる手数料)が高いものが多いのです。

銀行も商売ですから、銀行が顧客に薦める商品は銀行にうまみがある商品(銀行に入る手数料が高いとか)であることに注意が必要です。

なので、基本的には楽天証券やSBI証券などのネット証券で口座開設するのがいいです。

よく分からないヤバイ投資商品を買わない

上の銀行からおすすめされる投資商品を買わないようにする、とも被る部分がありますが、自分が理解できない投資商品は購入しないことが大事です。

例えば、今最も購入されている投資信託の商品で「eMAXIS slim 全世界株式」(いわゆる”オルカン”という商品)というのがあります。

これは全世界の主要国の会社にまとめて投資できる投資信託ですが、買付手数料は無料で、信託報酬も0.1%に満たない低さが特徴です。

しかし、銀行で進められる投資信託の多くは手数料が数%のものが多く、手数料だけで考えても銀行から薦められる商品を買うという選択肢はありません。

また、大化けしそうな個別の企業の株を買って一発逆転を狙ってやる!というのも夢はあります。

でも、本当に大化けする株を見極めるには経営知識に明るくないといけませんし、いつ大化けするかも分かりません。50年後に大化けしてもあまり嬉しくないですよね。

なので、初心者であれば上で言った「オルカン」のような投資信託の商品を購入するのが無難で効率よく資産を増やせる可能性が高いです。

例えば楽天証券の全銘柄ランキングなどを見ると買付金額が多い投信商品(=多くの人が選んでいる商品)が分かるので、まずはそういった商品を購入してみるのがいいでしょう。

いきなり大金を投資しない

投資を始めるときに、いきなり大金を投じるのはあまりよくありません。

少額から始めてみて自分のペースをつかんで、少しずつ投資額を増やしたり、色々な商品をちょっとずつ買ってみてよさそうのを見つける、というのがいいです。

というのも、投資初心者がいきなり大金から始めると、株価の値動きが気になったり一時的なマイナスにたじろいで慌てて株を売却してしまうことにも繋がります。

最初は投資に慣れることを目標に、少しずつ投資を始めましょう。

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まとめ

今回は、NISAをやろうか迷っている人に向けて、ぜひNISAの中身を十分知ったうえでやる/やらないの判断をしてほしい、ということをお伝えしてきました。

で、個人的には多くの人にとってはNISAを活用することは人生のプラスだと思います。

今後、著しい物価高が起こったり、国からの金銭補助が今より厳しい状況になる可能性が高いです。

そうした厳しい状況になる中で、資産運用をしていないことは非常にリスクになります。

NISAのメリット/デメリットを理解したうえで、あえてNISAを利用しないのは全然アリだと思います。

でも、たいして知らないのに「よく分からないけど何となく不安だから」NISAを利用しない、というのは非常にモッタイナイです。

ご自身のため、大切なご家族のためにも、新NISAが始まる2024年を良い機会に、ぜひ資産運用を前向きに考えてみましょう。

今回はここまで。また次回よろしくお願いします!

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この記事を書いた人

管理人 pepe
  • pepe /
  • 施主ブログ”ゆるりと相談所”運営者
  • 会社員(製造メーカー/商品開発職)
  • 妻、子ども2人
  • 2020年7月末 引き渡し(三井ホーム/チューダーヒルズ)
  • 趣味:ブログ/ピアノ/ドライブ/テニス/野球、、、等々

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