こんにちは^^
妻と息子と3人暮らしを楽しんでおります、サラリーマンのpepeです。
今回は三井ホームの全館空調スマートブリーズのラインナップについてご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 三井ホームの全館空調「スマートブリーズ」の種類が分からない
- スマートブリーズの各ラインナップの違いが分からない
- スマートブリーズの各々の特徴を知りたい
スマートブリーズには「エース」「プラス」「ワン」の3つがあります。それぞれ全館空調という点では同じですが、細かいところで違いがあります。
三井ホームの代名詞ともいえる全館空調「スマートブリーズ」。実は3つのラインナップがあります。
ただ、それぞれの違いって中々分かりづらい、と私は思うのです。
そこで、今回はスマートブリーズシリーズのそれぞれの特徴や違いをご紹介したいと思います。
三井ホームの全館空調に興味がある、スマートブリーズの採用を検討中の方などのご参考になれば幸いです。
ちなみに我が家はスマートブリーズの一番新しいタイプの「スマートブリーズ・ワン」を採用しています。
スマートブリーズ・ワンの実際の使い心地についてはこちらの記事をご覧ください!
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スマートブリーズの3つのラインナップ
スマートブリーズには以下の3つのラインナップがあります。
- スマートブリーズ・エース
- スマートブリーズ・プラス
- スマートブリーズ・ワン
いずれのラインナップも家中の温度・湿度を一定に保ち、きれいで快適な空気を提供してくれることには変わりません。
しかし、細かく見ていくとそれぞれに特徴があります。
ここからは3つの違いについてご説明していきます。なお、家の条件によっては採用できないものもあるので、注意したいですね!
早見表
3つのラインナップについて表にまとめてみました。
スマートブリーズの基本性能を有しており、かつ、室内機の設置場所にバリエーションがあるのが「エース」。
エースと同じ基本機能を有しつつ、更に脱臭機能が増えたのが「プラス」。
機能を限定する代わりにコストがリーズナブルになった「ワン」。
といった感じです。
いずれも家全体を快適に空調する、きれいな空気を循環させるという点は共通です。
なお、プラスとエースの初期費用は正確な情報が分かりませんでした。。
また、ここで記載しているメンテナンス費用は、毎年かかる費用のことです。ワンの場合は毎年のメンテナンス費用は特に掛かりませんが、キープウェルプログラムでは10年毎、15年毎にメンテナンスが予定されています。
実際にどの程度掛かるかはその時にならないと分かりませんが、、安くはないでしょう。
では、それぞれのラインナップの特徴を見ていきたいと思います。
エースの特徴
室内機の設置場所が選べる
エースの特徴の一つが室内機の設置を床置だけでなく小屋裏も選べることです。
我が家はスマートブリーズワンを採用していますが、2階中央部に半畳ほどの「機械室」を設けています。
半畳とはいえ中途半端な広さの部屋を一室設けなければいけませんし、もしこの空間が無ければこの分だけ空間を有効活用できます。
また、ダクトとの兼ね合いで機械室の場所は制限されることがあります。
実際に私も当初は家の北側の端に機械室を置く予定でしたが、設計中にそれだと問題があることがわかったので今の場所に移すことになりました。。
ということで、床置きして機械室を設ける以外に小屋裏に配置する選択肢があるのは良いことだと思います。
加湿機能
また、私が採用している「ワン」にはない機能として、加湿機能があります。
全館空調の弱点の一つに、冬場の乾燥があります。
正直なところ、冬はメチャクチャ乾燥します。
そのため、加湿機能が付いているのは、「ワン」ユーザーからするとありがたいと感じます。
ただし、スマートブリーズの加湿機能だけで事足りるかはちょっと分かりません。パンフレットによると、加湿運転により室内湿度が5~10%上昇するとのことですが、それだとちょっと足りないかなぁという印象があります。
我が家は冬場に一番ひどいときで湿度が30%台になることがありますが、50%は無いと快適になりません。
それを考えると、もしかしたら別途加湿器が必要となるのかも。。
実際のエースの使い心地は三井ホームの方に聞いてみたり、ブログやSNSなどの情報を参考にしてみてくださいm(__)m
2種類の除湿モード
エースには標準除湿と強力除湿の2種類があります。
標準除湿は冷房の中の除湿性能を優先したモードのこと。
それに対して強力除湿は”再熱除湿”を行います。これは、温度を下げずに除湿可能なモードです。
我が家のスマートブリーズワンにも除湿機能はありますが、ここで言う”標準除湿”にあたります。その為、除湿とはいえ冷房になるので、かなり室温が下がります。
真夏ならまだしも、梅雨の最初のころだとまだ気温も上がりきっていないので除湿モードで稼働すると室温が下がりすぎるのが悩みです。
その点でこの”強力除湿”は便利だなぁと思います。ただし、電気代は標準除湿よりも掛かるそうです。
部屋ごとの温度調整
エースにはVAV制御という機能が搭載されています。
Variable Air Volume Systemの略称でエリアごとに風量を変えることで設定した温度に調整する制御のことです。
なお、Twitterにて三井ホーム施主のまゆ様よりエースの温度調整に関する補足情報を頂きました!
ユーザーは家のエリアごとに温度をリモコンで設定できます。そしてユーザーが設定した室温になるように、裏でスマートブリーズエースが風量を調整し、任意の室温に調整するということでした。
その為、ユーザー自らは風量を直接調整する必要はないということですね。
また、更に細かい設定も可能で、例えば空調のダクトごとのバルブ開口度まで設定できるそうです。これにより部屋ごとの温度ムラの調整も可能だとか。。
色々と設定ができてしまうのでコントロールが難しそうですが、この辺りの調整をマスターできればより快適な生活を送れそうです!
ちなみに、VAV制御は一昔前のエースには搭載されておらず、最近になって搭載された機能のようです。
ちなみに、、エースと比較して効果のほどは分かりませんが、プラスとワンにも風量による室温調整機能はあります。
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プラスの特徴
基本的な性能はエースと同じ
基本的な性能はエースと同じです。
冬場に便利な加湿機能も搭載されていますし、除湿機能には室温変化を小さいまま除湿できる、再熱除湿機能もあります。
繰り返しですが、加湿はあってほしいです!
脱臭機能
プラスは東芝製、エースはデンソー製ということでメーカーが違いますが、プラスは基本的にエースにある機能が追加されたものだと考えてよいのかな、と思います。
追加されたある機能とは、、「脱臭」です。
活性炭脱臭フィルターを搭載しており、室内消臭機能を装備しています。
スマートブリーズでは、家中に供給されたきれいな空気が、1か所のリターングリルに向かって流れていって最終的には屋外に放出されるわけですが、その時に家中に臭いが充満することがたまにあります。
そういう時、脱臭機能があると便利そうだなぁと思います。
ワンの特徴
コストが低い
ワンの一番の特徴は、エースやプラスと比べて初期費用&毎年のメンテナンス費用が安いこと。
初期費用は約130万円で、エースやプラスの約6割くらいに抑えられています。
これは、スマートブリーズワンの構成が全熱交換器+ルームエアコンというシンプルなものだからかな、と思います。ルームエアコンはダイキン製の14畳用のものです。機械室に設置されます。
また、エースやプラスは毎年メンテナンス費用が2万円ほどかかるのですが、ワンは毎年のメンテナンス費用は掛かりません。その代わり、施主自身が何か所かフィルター掃除する必要があります。
なお、毎年のメンテナンス費用は掛からないのですが、キープウェルメンテナンスで規定されているメンテナンス費用は別です。この費用もどこまで信憑性があるのかは少々疑問ですが。
機能は5つに制限
コストが低い代わりに機能は若干制限されています。
ワンには加湿機能がありません。冬場の乾燥対策には自分で加湿器を準備する必要があります。
ちなみに、我が家では1階と2階で1台ずつ加湿器を設置していますが、それでも加湿が足りない場合もあります。
設置出来るのは基本的に延べ床40坪以下のお家
ワンは設置できるお家に条件があります。それは、延床面積が40坪以下のお家であること。
都内であれば延床面積30坪台のお家が多いでしょうし、全国平均も38坪くらいだそうです。
その為、案外この条件を満たすお宅は多いのかもしれないですが、郊外などで延床面積の大きなお家を計画される場合は、ワンを設置できないこともあります。
ワンの設置条件についてはTwitterにて三井ホーム施主のまゆ様より補足情報を頂きました。
延床面積が40坪を超えていても、追加費用を支払えばワンを設置できた例があるとのことでした。追加費用を払うことでどのような対応になるのか詳細は分かりませんが、設置可能というのは嬉しいですね!
まとめ
今回は三井ホームの全館空調「スマートブリーズ」について、そのラインナップをざっと整理してみました。
- スタンダードかつ室内機の設置場所に選択肢のあるエースか、
- エースの機能に脱臭機能を加えたプラスか、
- 加湿機能を捨てる代わりに費用を抑えたワンか(ただし40坪以下のお家)。
個人的には、コストが安く必要最低限の全館空調の機能を有するスマートブリーズワンはコスパが良いのかなと思います。
しかし、加湿機能や室温を変えずに除湿できる再熱除湿機能を有するエースやプラスも魅力があります(普段ワンを使っていて加湿や除湿に若干の難を感じるので尚更。。)
日頃のメンテナンスについても、エース/プラスの方が施主の負担は少ないですしね。
この辺りは施主の皆様それぞれのお考えに沿うものを選ぶのがよさそうですね。
この記事をご参考に、ご自身の希望に近い商品を是非じっくりと選んでみてください。
では今回はここまで。また次回よろしくお願いします!
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