子育て目線で便利な畳コーナーのポイントを、我が家を例に考えてみました。私たちは今、畳コーナーで絶賛子育て中です。
- 将来子育てスペースとして畳コーナーを活用したい
- 畳コーナーを作りたいけど、子育てスペースとして使えるか不安
- 実際に畳コーナーで子育てしている感想を知りたい
といったお悩みを解決します。
この記事を読めば、子育てする上で便利な畳コーナーの作り方のヒントが得られます。
こんにちは^^
妻とペペ太郎と3人暮らしを楽しんでおります、サラリーマンのpepeです。
さて今回は、子育てに活用できる畳コーナーってどんなの?ということについて考えます。
今、私と妻は絶賛子育て真っ最中です。この記事を執筆時点で子どもはちょうど2か月になりますが、畳コーナーを中心に子育てをしています。
我が家の畳コーナーでの子育て、結構便利です。ただし、便利と感じる理由があると思います。今回は子育てに便利な畳コーナーって何だろう、ということを皆さんと一緒に考えて整理していきたいと思います!
新築検討中で、多目的スペースとして畳コーナーを考えている方、近い将来子育てスペースとして畳コーナーを使いたい方にはぜひご参考にして頂けたら嬉しいです。
和の空間を無理なく取り入れられる畳コーナー
まず最初に、畳コーナーについてさらっておきます。
昨今、新築で和室を取り入れる家は減ってきているそうですが、
- 来客を通す場所
- ゴロンと横になれる場所
- 多目的スペース
など確かな和室のメリットがあります。
しかし一方で、
- 和室に通す来客なんていつあるか分からないし、頻度も少ないだろう
- 和室のスペースが勿体ない
- 和室は最終的に物置になりそう
といったマイナスのイメージもあるかと思います。
畳のある和空間がほしいけれど和室として採用するにはスペースが無い。。
そんな悩みを解決してくれるのが「畳コーナー」だと思います。
畳の取り入れ方については、下の記事でも触れています。ご興味あればご覧ください。
畳コーナーとは、リビングやダイニングのある空間の一区画に設けた、畳のあるエリアのこと。
下の写真は我が家の畳コーナーです。
昨今は色々な畳があり、色や模様も様々なものがあります。洋風なスペースであったとしても選びようによっては洋風リビングに上手に溶け込ませることが出来ると思います。
また、畳とそれ以外の空間を隔てる壁が無いため、空間を広く使うことが出来ます。
畳コーナーを小上がりの空間とすることも多いです。小上がりの効果としては、壁などが無くても高低差で空間を仕切れることだと思います。
我が家は小上がりとしては低めですが、それでも周りのリビングやダイニングとは区切られた空間となっています。展示場などではもっと高い小上がりであることが多いと思いますので、それなら尚更別空間のように感じられると思います。
子育てと畳コーナーの相性
さて、壁が無く周囲のスペースと調和しつつも、しっかりと和の空間を保つ畳スペースですが、子育てスペースとしても活用することが出来ます。
元々、畳のある和室は多目的スペースの意味合いを持たせることが多いですが、それは畳スペースも同じだと思います。
実際に我が家でも2021年夏に子どもが生まれ、子育てを主に畳コーナーでやっています。
個人的には、畳コーナーと子育ての相性は比較的良いのではないかと思います。
というのも、多目的スペースとして何にでも使える畳コーナーであるため、赤ちゃん布団などの赤ちゃんグッズを自由に置けます。
また、寛ぐ空間のリビングを子育てをする空間とは別とすることで、自分たちがリラックスできるリビングを確保しながら子育てを進めることが出来ます。
しかし、どんな畳コーナーであっても快適に子育てができるかというと、そうではないと思います。ここからは、子育てに活用できる畳コーナーのポイントについて考えたいと思います。
子育てに便利に使える畳コーナーのポイント
小上がりになっていること
上でも少し触れましたが、小上がりになっていることが大事だと思います。理由としては、
- 壁が無くとも「子育てスペース」として仕切ることが出来る
- 畳コーナーの周りの床に落ちているゴミが入りにくい
の2つがあります。
1点目は上でも言及したこと。小上がりであることで、壁が無くとも空間的に仕切ることができます。
2点目は、フラット床でないことにより、リビングやダイニングなどの周囲のスペースに落ちている床のゴミが畳コーナーに入りにくいのです。
赤ちゃんは基本仰向けか腹ばいで過ごします。床は出来るだけ清潔に保っておきたいところです。その点で、床にゴミが落ちにくい空間であることは大事だと思います。
ただし、高すぎる小上がりは危険の元。我が家は10cmと低めの小上がりですが、万が一子どもが小上がりから落ちたとしても大事故にはなりにくいです。
キッチン、水回りから遠くないこと
赤ちゃんは2,3時間おきにミルクを飲ませる必要があります。その為、ミルクを作るキッチンが近くにあった方がとても便利です。
また、お風呂が近いことも大事です。
1ヵ月までは赤ちゃん用浴槽を使ってお風呂に入れます。その場合は洗面台などでも大丈夫ですが1ヵ月半頃から大人と同じ浴室を使うようになります。
我が家の場合は畳コーナーで服を脱がせてそのまま浴室に直行し、お風呂に入れて、お風呂から出たらバスポンチョにくるんで急いで畳コーナーに戻り服を着せます。出来るだけ途中の移動時間が少ない方が赤ちゃんの体を冷やさずに済みます。
また、出来れば家の中心に畳コーナーがあるとどこからでも畳コーナーを簡単に視界に入れることができ、赤ちゃんの様子を確認しやすくなります。
赤ちゃんは思わぬ行動を起こすことがあります。仰向けしかできなくても足を動かして移動してしまいます。もし少しの隙間にでも偶々嵌ってしまったら大きな事故に発展しかねません。
赤ちゃんを常に確認できるような環境であると安心です。
畳コーナーを仕切れるようになっていること
畳コーナーを仕切れるようになっていることも大事です。
小上がりにより空間として仕切れることは出来ていますが、実際に畳コーナーの中と外を仕切るようなカーテンなどがあるとなお便利です。
我が家では下のような「プリーツスクリーン」を付けています。普段は畳んで天井近くに収納されています。
このスクリーン、和紙で出来ており畳コーナーの和の雰囲気に合わせています。でも、ちゃんと畳コーナーの中が外から見えないようになっています。
また、畳コーナーの仕切りとして引き戸を採用する場合もあるかと思います。しかし、プリーツスクリーンの特長として、遮蔽する高さを自由に変えられることがあります。
これの何が嬉しいかというと、一番は遮光です。
我が家の畳コーナーはリビングやダイニングの隣にあります。間取りはざっくり下のような感じです。
例えば、赤ちゃんにとっては寝る時間でも大人にとってはまだ起きていたい夜の時間帯。
大人たちはリビングにいて、赤ちゃんが畳コーナーで寝ているというよくある場合を想定します。
赤ちゃんの為に畳コーナーを暗くしたい場合、当然畳コーナーの電気は消しますが、リビングの電気(ダウンライト)は付けたままにしておきたいです。
引き戸だと遮光の為に完全に閉めたいところですが、それだと外から赤ちゃんの様子が見えなくなってしまいます。一部だけ開けたとしても、リビングのダウンライトの光が畳コーナーに入ってしまいます。
一方、プリーツスクリーンであればスクリーンを下す高さを調節することで、ダウンライトの直接光を遮りつつ目線上に赤ちゃんが見えるようにすることが出来ます。
和紙とはいえこのプリーツスクリーンはしっかりと視界を遮ってくれるので、畳コーナー内部の照度は睡眠に問題ないレベルまで下げることが出来ています。
狭すぎないこと
我が家の畳コーナーは4畳半です(正確に言うと端を斜めに切り欠きしているので4畳半弱です)。
そこに、赤ちゃん用布団と大人用布団、赤ちゃん用ベッド(ほぼ物置💦)、オムツや着替えなどの備品を置いています。若干畳の端の方は使っていないエリアがあるので実質使用している面積は3.5~4畳くらいです。
最近は3畳の畳コーナーを採用する場合が割とあるようですが、育児スペースとするならばもう少しあった方がストレスなく使用できると思います。
出来れば4畳半あると余裕をもって使用できます。
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まとめ
今回は、子育てに便利な畳コーナーについて、我が家を例に考えてみました。
具体的には、
- 高すぎない小上がりがあること
- 出来る限り家の中心にあり、特にキッチンや水回りに近いこと
- 遮光できるような仕切りがあること
- ある程度の広さがあること(出来れば4畳半以上)
というポイントを抑えられていれば、子育てしやすい畳コーナーを作ることが出来ると思います。
もしかしたらこれらの他にも大事なポイントはあるかもしれませんが、私の実感からしてまずはこれらのポイントを抑えられているか、畳コーナーをご検討中の方は一度確認されてみてはいかがでしょうか。
では今回はここまで!また次回宜しくお願いします。
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