ヘーベルハウスと三井ホームの住宅内覧会の様子をご紹介します。
- 住宅内覧会って何?
- ヘーベルハウスの一般住宅の様子を知りたい
- 三井ホームの一般住宅の様子を知りたい
といったお悩みを解決します。
この記事を読めば、住宅内覧会の様子や参加する意義が分かります。
こんにちは^^
妻と二人暮らしを楽しんでいます、サラリーマンのpepeです。
さて今回は、ハウスメーカーで実際に建てたお宅を見学する内覧会に参加したときのことを書きたいと思います。中々人のお家の中って見られませんよね~。貴重な機会なので、失礼のない範囲でしっかり見て、話を聞いて、自分の家づくりの参考にしましょう!
私はヘーベルハウスと三井ホームのお宅にお邪魔しました。各メーカーで内覧会の形式も違いますし、当然建物も違いますので面白かったです。順にご紹介します🏠
なお、人のお宅なので写真撮影は禁止です。今回のブログにも実際の写真は出てきません。。すみません。また、スリッパはハウスメーカーが用意してくれます。
ヘーベルハウス編
さて、まずはヘーベルハウスです。
ヘーベルハウスの時はツアー形式で妻と一緒に3か所をバスで回りました。集合は駅近ビルの高層階。10組ほど、夫婦2人組もいれば子ども連れ家族、親と一緒になど、様々でした。
心配りがすごいな~と思ったのが、子どもの面倒を見るために2人の保育士さんがツアーに同伴していたことです。これなら安心して夫婦で見学できますね。では、訪問したお宅3か所を順にご紹介します。
1軒目~工事中のお宅~
最初に伺ったのはまだ建設中で基礎、骨格、壁、断熱材の施工が終わった状態のお宅でした。この状態のお宅に入れるのって貴重ですよね!
まず最初に、家の外でヘーベル版のデモがありました。普通のサイディング壁とヘーベル版とでバーナーで火を当てて、見学が終わったときにどうなっているかを確認するというデモです。見学の時は確か9月でした。まだまだ残暑厳しく、デモがつらかったのを覚えています(笑)
さて、デモの結果を楽しみにしつついよいよ屋内に入ります。見学冒頭にヘーベルハウスの技術的特長を技術者が直々に説明してくれました。説明内容については、これまで住宅展示場やネット、本である程度は見聞きしたことでした。ヘーベルハウスの頑健さ等ですね。取り立ててここでご紹介することはないです。
説明の後は自由見学の時間です。こちらの方が面白かったです。
まずヘーベルハウスの構造的特長の一つである蝶型の制震デバイス。筋交いの部分に蝶型の接合パーツが付いています。以前私の記事でもご紹介しましたが、この制震デバイスによって揺れのエネルギーを逃がしてくれます。
まだ骨格までの施工でしたのでよく様子が分かりました。また、窓の大きさも印象に残っています。骨格がしっかりとしているため大きな窓も問題ないのでしょう。
さて、自由見学も終わり先ほどの野外デモの様子を確認します。サイディング壁、ヘーベル版各々の後ろに断熱材が設置されており断熱材の状態を確認します。
サイディング壁はそもそも壁自体が燃えていて一部壁が剥がれており、当然のことながら断熱材も焦げています。しかし、ヘーベル版はそれ自体の損傷も少なく、断熱材は全く焦げたりはしていません。正直言ってここまで差分があるとは思っていませんでした。さすがヘーベル版。。
2軒目~築5年のお宅~
さて、2軒目からはいよいよ実際に住まわれているお宅の見学です。まずは築5年ほどとまだ新しいお宅です。当時の記憶を頼りにざっくりとした間取りを思い起こすと下のような感じです。
こちらのお宅の第一印象は1階の広いウッドデッキとそれを囲むL字型構造、そして巨大窓です。とにかく解放感がものすごい!!!(笑)まるでモデルハウスのようでした。
解放感を実現しているのが、リビングとウッドデッキのフラットな境目です。普通は窓枠というか、突起状の構造がありますよね。それが無いので、窓を開けているときはウッドデッキも含めてリビングとなり、広大な空間が生まれます。
和室もひと繋ぎの空間となっていますが、壁に収納可能な仕切りがあります。来客が宿泊する際はここの和室を使えますね。で、和室からもウッドデッキが見えるため家全体の一体感を味わえます。
個人的にツボだったのが、ピアノ専用スペース。アップライトピアノを置くことを想定して、予め壁にピアノ用の大きなニッチを作られていました。少し奥まって自分の世界に浸れそうで、素晴らしい空間だと思います。
2階へのリビング階段を昇った先に広がるのはホール。かなりの広さで4畳半ほどはあったでしょうか。床にはカーペット、そして壁際にテレビ。まるで一室かのような雰囲気でした。私の好みではありますが、階段を昇った先が広い空間となっているのは圧迫感がなく、空間に余裕を感じられてよいですね!私も参考にさせてもらいました。
さて、お庭もありウッドデッキに大きな窓、2階も余裕のある空間づくり。私の理想に近いお家でした。今でもあんなお家に住めたらいいだろうなぁと思います。
3軒目~築35年のお宅~
さて、3軒目はなんと築35年のベテラン。こちらもうる覚えの記憶を辿りながら間取りを描くと下のような感じだったかと思います。
このお宅の第一印象は、お庭の大きさ。なんと家1軒分ほどの面積がありました。管理は大変そうですが。。(;^_^A
さて、お家はこちらも立派な大きな2階建てでした。玄関には立派な茶色のクローゼットが。玄関の印象ってやっぱり大事ですね。入って左手にリビング、そして北側に広い和室が繋がっています。
2階はまた特徴的な間取りです。大きなベランダがあり、飼っていた犬のドッグランのために広くしたというから驚きです。
さて、見学の時間の最後にメンテナンスについて説明がありましたが、特に気になったのはシロアリ対策について。これまで一度もシロアリに悩まされてたことはないそうでした。
もちろんヘーベル版の効果もあるでしょうし、きっちりしたアフターメンテナンスの賜物でもあります。やはりヘーベリアンの方はヘーベルハウスに頑健さ、安心を求めて、それにちゃんとメーカーも応えていることが分かりました。
三井ホーム編
次は三井ホームです。
三井ホームの内覧会はツアーなどでなく、営業マンと三井ホームのお宅に集合し、そのまま見学するといった感じです。他の見学者もおらず落ち着いて見学できますし、自分の疑問を時間の許す限り質問できます。三井ホームのお宅は2軒お邪魔しましたが、特に印象に残っている1軒目についてご紹介します。
~築1年、白いきれいなお家~
1軒目は妻と二人でお邪魔しました。第一印象は外観。真っ白でベランダの芝の緑色がとても映えます。三井ホームは外観が商品によって大きく異なります。こちらのお宅は恐らく「ヴァンス」という商品でしょう。
https://www.mitsuihome.co.jp/home/product/vence/
白いアーチが特徴的のおしゃれな外観です。似たような外観の商品に「シュシュ」もありますが、シュシュはもう少し可愛らしさのある外観です。
https://www.mitsuihome.co.jp/home/product/chouchou/
どちらも清潔感があっていいですね^^
さて、話を戻しましょう。この時お邪魔したお宅の間取りは下のような感じです。かなりうる覚えですが。。
三井ホームの内観は洋風、特に白基調のブリティッシュ風のものが多く、こちらのお宅もそうでした。清潔感があり私の好みのどストライクでした^ ^
私の内観の第一印象はお洒落なダイニングテーブルとカーテンレール。ダイニングテーブルについては、三井ホームで新築を建てる方向けのインテリア家具展示会があり、こちらのお宅はそこで購入されたとのこと。今年は新型コロナウィルスの影響で開催予定はまだないようですが、参加された暁には是非行きたいです。。
また、階段へと繋がる通路付近にはホールがありました。そしてそこには素敵なニッチ。三井ホームは木造であり、比較的ニッチやアール構造が自由にできます。構造壁など壁幅を狭められない場合は出来ませんが、自由度は高いと思います。
また、二階に上がると素敵な洋室と寝室。
ですが、ここで一つ気になったことが。。階段上がってすぐに壁が迫っていたのです。
人によっては、廊下はただの通り道、部屋のスペースを大きく取りたいから、出来る限り廊下は狭くしておきたい、という人もいるかと思います。私もその考えには一理あるし合理的だと思います。
しかし、いざ狭い廊下を目の当たりにすると、どうしても窮屈という印象を拭えませんでした。毎日を過ごす自分の家。余裕(人によっては無駄と感じるかもしれませんが。。)のあるスペースがあってもいいと思うんです。
三井ホームのこのお宅に行く前にヘーベルハウスの二階ホールのあるお宅にお邪魔してました。それもあり、尚更階段上がってすぐの圧迫感が気になってしまいました。これらの体験から、自分の家は二階ホールを設けることになりました^ ^
また、ここで初めて知ったのですが、三井ホームってコンセントの数に限りがない、つまり数を増やしても費用がかからないんだそうです。まぁ、だからと言って壁をコンセントだらけの穴ぼこにする人はいないでしょうが。。😅
あと、これは見学も後半になってそういえば、と気づいたのですが、どこの部屋にいても涼しいのです。
別に部屋という部屋にエアコンをつけて冷房全開にしているわけではなく、全巻空調の力だったんですね〜。結構衝撃でした^^;
でも光熱費はそこまで高くない。その方もアパート時代の光熱費+αといった感じだそうです。一戸建てになるとアパートの一室よりも光熱費は高くなる傾向だと思いますが、全巻空調だからと言ってそこまで費用が高くなるということではないようですね!
まとめ
今回は、ハウスメーカーで実際に建てたお宅を見学する内覧会について、ヘーベルハウスと三井ホームのお宅をご紹介しました。この訪問の機会を通じて、個人的には以下の点が収穫だったと感じてます。
- 二階ホールの大事さ
- 開放感の偉大さ
- 全館空調の快適さ
- 三井ホームの外観のカッコよさ
①2階ホールの大事さについては上で述べた通りです。心の余裕を生むためにも、ぜひ取り入れたいところ。
②解放感は、個人的にかなり重要です。一生住むお家が、狭くて窮屈なのは出来る限り避けたいところです。
③全館空調は、モデルハウスでも感じた快適さを一般住宅でも感じることが出来ました。全館空調とセットである機械室も、音はあまり気になりませんでした。
④三井ホームの外観については、正直かなり魅かれるところです。特に今回訪問したお宅は真っ白で格調高いフォルム。まるで教会のようでした。自分もカッコいいお家建てないなぁ、と思わずにはいられませんでした^^;
ということで、モデルハウスでは味わえなかった「実際に建てるとここまで実現できる」ラインを身をもって体感できました。一戸建てを検討中の皆様も、ぜひ一度はお宅訪問をお勧めします。
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