こんにちは^^
妻と子ども2人の4人暮らし、サラリーマンのpepeです。
今回は、家を安く建てるためのコツをご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 家づくりの費用を抑えたい
- 出来るだけ家を安く建てたい
- 注文住宅の見積もりをもらったけど高くて困っている
注文住宅ってお金が掛かるから、少しでも家づくりの費用を安く抑えたい。何かコツはないかしら。。
こんなお悩みを持つ方は多くいらっしゃると思います。何千万円と掛かる家づくり。少しでも費用を抑えたいですよね。
住宅会社選びや土地探し、家の仕様決めなど家づくりはやることがたくさんありますが、費用を抑えられるタイミングはたくさんあります。
塵も積もれば山となる。家づくりの色々な場面で少しずつコストカットしていけば、ある程度お金を節約することが出来ます。
この記事では、家づくりの様々な場面の費用を抑えるためのコツをご紹介しています。
私自身、自分の家づくりでもっとこうすればコストカットできたのに!という後悔があります。その後悔も含めてコストカット術を全てまとめました。
ぜひとも皆さまの家づくりにお役立て頂ければ嬉しいです。
この記事を書いたのはこんな人
- pepeと言います
- 三井ホームオーナー(2020年新築)
- 2020年より家づくりブログを運営
- ESSEonline”日刊住まい”でもライターとして活動中
- Kindle作家としても活動中(2024年~)
住宅会社を決めるまで
住宅会社を決める前の段階でしっかりと節約を意識出来れば、数百万円レベルの節約も可能かと思います。
予算を土地と建物別々に設定する
土地も購入する場合のお話です。
土地と建物の予算を決める際には土地&建物の総額ではなく、土地と建物それぞれで予算を決めるようにしましょう。
土地&建物の合計で予算を設定すると、例えばこんなことが起こるかも。
- 条件は良いけど想定よりちょっと高い土地に出会う
- 「一生に一度の買い物だし、、」と少々無理して土地を購入
- 建物の予算が当初より減る
- 打合せを進めていって減額調整しきれず予算オーバー
- トータル費用が想定より大きく膨れ上がる。。
これは、土地のみの予算を明確に決めていないことで「建物はこれからだしどうにかなるだろう」と考えてしまい、無理な費用の土地を購入してしまったことが要因です。
実際に私も土地の予算を明確に決めていなかったこともあり、想定より500万円も高い土地を購入してしまいました。
結果的にトータルでも600万円の予算オーバー。。
幸いなことに親からの資金援助があったので何とか乗り切れましたが、資金面をうまくコントロールできませんでした。
というか、そもそも資金計画ってどうやって考えたらいいの?
そんな方は、FP(ファイナンシャルプランナー)相談するのが良いです。お金のことはお金の専門家が詳しいですからね。
例えば「住もうよ!マイホーム」は、特に住宅購入に強いFPを紹介してくれるサービス。中立の立場であなたにとってベストな選択を一緒に考えてくれるので安心です。
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家づくりの優先順位を付ける
家づくりで何を優先するか、も費用を抑えるうえで大切です。
特に建物は「優先順位」があるかないかで費用が膨らむことを防げます。
打合せのスピードも各段に速くなりますしね。
家づくりは「あれもやりたい」「これもいれたい」と要望が盛りだくさんになりがち。
お金が無限にあれば全てを採用すればいいですが、そんなことは中々できませんよね。
家づくりには必ず予算があり、その予算の中で出来るだけ「希望」に近くなるようやりくりする必要があります。
「希望」が明確である状態=家づくりの優先順位が明確である状態
だと私は思います。
で、「やりくり」とは具体的には間取りやインテリア、住宅設備などでグレードを下げたり採用をやめたりしながらコストカットすること。
このとき、優先順位が決まっていれば、「ここは譲れないけどここは妥協する」という判断がスパッとできて無駄な費用を掛けずに済みます。
土地契約時には何か費用をカットできないか確認する
今でもちょっと思い出す私自身の後悔からの、アドバイスです。
土地を契約する際には、事前に「土地重要事項説明書」をしっかり読み込んで、コストカットできるところがないか確認しましょう。
土地重要事項説明についてはブログでもご紹介していますが、
契約する土地に関するあらゆる情報が記された書類のことです。
ここで少し、私の土地契約のちょっとした後悔をお話をします。
私が契約した土地は、アスファルトが張られたままの状態での引き渡しでした。
契約直前になってこの内容に気づき、住宅メーカーの担当営業に更地渡しにできないかと相談しましたが、「ちょっとギリギリすぎるので難しいです」とのこと。
アスファルトを剥がす工事には20万強。
結構掛かりますよね。更地渡しの相談がうまくいったかは分かりませんが、相談すら出来なかったことに後悔があります。
で、もしこの費用をカット出来ていたら、、と今でも思い出します。笑
私の土地契約間際の顛末はこちらの記事でご紹介しています。ご興味あればぜひご覧ください。
住宅会社は複数社検討する
「一社検討割引」などもあるようですが、基本的には複数社をしっかり比較検討するのが良いと思います。
私が思う、複数社検討することのメリットは例えばこんなところ。
- 見積額の妥当性が分かる
- 値引きを引き出せる(かも)
- 納得感を持って1社に絞ることができる
- 間取りの良いとこどりにより間取りがブラッシュアップされる
1社検討割引されたとしても、元の見積額が割高であればあまり旨味はありません。
複数社の見積もりを見比べるとあなたの建てる家のだいたいの相場が見えてきます。やけに高かったり逆に安すぎると何か理由があるはず。
そうやって複数社比較していくと見積額の妥当性も判断できます。
また、競合他社同士(同じ木造/鉄骨とか、同じ価格帯とか)で比較検討すると、価格競争になって減額交渉に繋がるかもしれません。
車の購入とかでも一緒ですよね。
なお、根拠のない無茶な減額要求はやめておきましょう。営業に相手にされなくなります。
ちなみに、気になる会社を調べたければカタログを見るのが手っ取り早いです。
例えば、LIFULL HOME’Sという住宅総合サイトのカタログ無料一括申請のサービス。
建築予定地で選べる住宅会社がすぐに分かり、資料も取り寄せられて非常に便利ですよ^^
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金融機関も比較検討する
これも人によっては当たり前の話ですが。
金融機関もちゃんと比較検討しましょう。特に金利や諸々の手数料をちゃんと比較し、返済総額が少なくなるようにするのが大事。
私は金融機関の選択にも後悔があります。。
というのも、三井ホームから金融機関を3つ紹介されて、バカ正直にその中から選んでしまったんです。
自分で動いて、もっと返済総額が安く済む銀行をしっかりと選ぶべきでした。
なぜ後悔が生まれるような銀行選択をしてしまったのか。。今思うと下記の理由が考えられます。
- 家づくりの流れを十分把握しておらず、すぐに選ばないといけないと思い込んだ
- 金利の相場をしっかり把握していなかった
- 銀行によって返済総額がどの程度変わるかをしっかりシミュレーションしていなかった
特に一つ目の理由が大きかったと思っています。
家づくりのスケジュール感を自分の中でしっかり落とし込めておらず、営業から銀行リストをもらって、その中から早く選ばないといけない気持ちになっていたんです。
本当は、自分でネット銀行など含めて他の選択肢をもっと検討するべきでした。
住宅会社との打合せにて
次は、住宅会社との打合せでの節約術。
極力間取りを最終仕様に近づけてから住宅会社と契約する
多くの住宅会社では、ある程度間取りが決まった状態で契約、の流れかと思います。
間取りなどを具体的に決めないでいきなり契約!はやめておきましょう。減額交渉などは契約前がやりやすいので。
で、契約前の段階で間取りや建物の外観などはほぼ最終状態となっていることが理想です。
というのも、間取りや建物の外観の変更は金額の変動が大きいから。
契約前の段階で金額変動の大きい内容は出来るだけ固めておいた方が、契約後の金額変動が小さく済みます。
私は契約後に間取りもちょっと変えました。
また、建物も三井ホームのシュシュ→ヴァンス→チューダーヒルズと変えていき、金額も結構変わってしまいました↓
契約前の方が金額交渉もやりやすいですし、契約後に無駄な金額変動を生まないためにも、出来るだけ契約前に打合せを詰めておきましょう。
間取りや住宅設備はメンテ費用も考慮する
間取りや住宅設備の採用を検討するときは、メンテナンス費用が継続的に掛かることも念頭に置きましょう。
例えばバルコニー。
10年目で5万円、20年目で25万円のメンテナンス費用が継続的に掛かります。
他にも全館空調とか床暖房とか浴室設備など。
我が家は延床38坪の総2階ですが、築後60年間で約2,500万円のメンテナンス費用が掛かる想定です↓
なお、このメンテナンス表は我が家の仕様が決まってから担当営業よりもらったもの。
打合せを進めながらメンテナンス費用を担当営業に確認するのが良いでしょう。
外構業者は相見積もりしてみる
外構業者は、何も言わなければ住宅会社の紹介業者が選ばれることが多いです。
私が契約した三井ホームの場合も同じです。
でも、必ずしも紹介された外構業者で施工する必要はありません。
自分の理想に近い外構プランが実現できるか、そして費用の面からも三井ホームの紹介業者と外部業者含めて、比較検討して有利な業者を選ぶのが良いでしょう。
三井ホームの業者と外構の専門業者の比較記事もありますのでご興味あればご覧ください。
住宅会社と同じで、複数社を比較検討することで外構費用の妥当性やプランの良し悪しが見えてきます。
ぜひ比較検討を。
施主支給を検討する
施主支給とは、部材やインテリア/エクステリア用品などを住宅会社を通してではなく施主自ら購入して採用すること。
住宅会社やエリア、担当営業によって施主支給できない場合もあります。
しかし、自分の好きな商品を自由に選べたり、何よりコストカットできる可能性もあります。
私の場合は照明とカーテンを施主支給しました。
三井ホームから提示されたカタログを見ながら同じ商品をネットで探すと、なんと半額ほどで購入できる商品も見つかりました。
出来るかできないかはここの状況によりますので、ぜひ担当営業に施主支給できるか確認してみてください。
家づくりの補助制度を活用する
注文住宅を建てるうえで、実はたくさんの金銭補助の制度があります。
私が利用したのは、ZEH住宅を建てると貰える補助金と、住まい給付金の2つ。増額100万円ほどの補助金をもらえました。
補助金の建て付けはコロコロ変わります。
だいたいは住宅会社の担当営業が教えてくれると思いますが、念の為自分でもしっかり調べましょう。
補助金の申請を渋る営業も中にはいるという話です。申請手続きが大変だからでしょうか。。そのような営業にあたらないことが一番ですが、もし当たってしまったらしつこく申請をお願いしましょう。
着工~引き渡しまで
着工してからも出来ることはあります。節約チャンスを取りこぼさないようにしましょう。
出来るだけ現場を見に行く
家の工事が始まったら出来るだけ現場に行くのがよいです。
自分の家が建つのを見られるのは一度きりですから。
ただ、節約面でも良いことがあります。
- 施工ミスを発見するチャンスが増える
- 照明やスイッチなどの位置を変えられる可能性がある
当時、ほとんど現場に行っていなかった私は、どちらについても失敗エピソードがあります。
まず施工ミスについて。
寝室に書斎に貼るはずのクロスが一面にデカデカと貼ってあったのを偶々発見しました。
図面にもそのように記載されており、危うく間違ったまま工事が進むところでした。
クロスならもしかしたら補修費用は掛からないかもしれないですが、他の部材なら掛かる場合があるかもしれません。
また、照明の位置についても。
偶々現場に行ったときに、ダイニング照明の位置がテーブルの位置に微妙に合っていないことに気づき、その場で照明位置の変更をお願いしました。
ただ、その時点ではすでに配線も完了しており天井にも照明用の穴を開けている状態でした。その為、有償での対応。
これらの2つのエピソードに共通するのは、現場見学の少なさ。
もっと頻繁に現場に足を運んでいれば、クロスの貼り間違いも照明の穴位置も気づけたかもしれません。
火災保険も相見積り
火災保険は家づくりの終盤に契約しますが、住宅会社から紹介される場合も多いと思います。
火災保険もちゃんと相見積もりして内容が自分にあったものと契約するようにしましょう。
自分で契約内容をほとんどカスタマイズする代わりに保険料を下げられるものや、保険料が高いかわりに保険内容が充実しているもの。
ご自身の希望に合わせて比較検討してみましょう。
私の火災保険選びについてまとめてみた記事がありますので、ご興味あればぜひご覧ください。
引っ越し業者も相見積もり
引っ越し業者も相見積もりしておきたいです。
これも住宅会社からの紹介&割引がある場合がありますが、比較検討してみるともっと安く済む場合もあるかもしれません。
ただ、安すぎると引っ越し業者の対応等が悪いことも無きにしも非ずなので注意が必要です。
まとめ
今回は私の経験にも基づいた、家づくりの費用を抑えるコツを13個ご紹介しました。
家づくりは土地選びから住宅会社選び、諸々の打合せに工事など本当にやることがたくさんあります。
そのぞれぞれの段階でしっかり費用を意識して、無駄なお金を極力抑えられるようにしていきましょう。
今回は家づくりの流れに従って節約のコツをご紹介してきましたが、
そもそも家づくりの流れってどんな感じ?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
下の記事では、私の実際の家づくりの流れをまとめています。良かったら見てみてください。
さらに、家づくりの費用の実例を知りたい!という方はこちらもぜひ。
では今回はここまで!
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