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三井ホームの坪単価を実例公開!家づくりに掛かる全ての費用を徹底解説!

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こんにちは^^

妻と息子との3人暮らし、サラリーマンのpepeです。

この記事では、三井ホームで建てた我が家の家づくりに掛かった費用の全てと坪単価を公開しています。

この記事はこんな人におすすめ!

  • 家づくりに掛かる費用の具体例を知りたい
  • 家づくりの何にどんなお金が掛かっているのか知りたい
  • 家が建ってからどんなお金が掛かるか分からない

実際のところ、家づくりにどれくらいお金が掛かるんだろう。。

家づくりにはお金が掛かるという認識はあるものの、具体的に何にどのくらいお金が掛かっているかって分からないですよね。

しかも、お金の話は身近な人には聞きにくいもの。

ということで、この記事では我が家の家づくりの費用を全て公開しております。

家づくりの第一歩は、予算を明確に把握すること。また、坪単価や家づくりの総額の実例を知っておけば、提示された見積額の妥当性も大まかですが分かります。

ぜひこの記事をお読みいただき、ご自身の家づくりのスタートの参考にしていただければ嬉しいです。

この記事を書いたのはこんな人

  • pepeと言います
  • 三井ホームオーナー(2020年新築)
  • 2020年より家づくりブログを運営
  • ESSEonline”日刊住まい”でもライターとして活動中
  • Kindle作家としても活動中(2024年~)
目次

我が家の仕様

最初に我が家の仕様をご紹介します。

家づくりの費用は、住宅会社や家の仕様によって大きく変わります。

まず、我が家のハウスメーカーは三井ホーム。洋風デザインを得意とし、住宅性能も高いハウスメーカーです。

比較的坪単価の高いハウスメーカーと言われますが、やりようかなと思います。標準仕様を逸脱すればいくらでも高くなってしまいますが。。

この記事の後半で坪単価もご紹介しますね。

また、我が家の仕様は以下の通り。

  • 3LDKの総2階(洋室は今のところ2部屋ぶち抜きの状態なので1部屋にカウント)
  • 延べ床面積126.91㎡(38.4坪)
  • 12.37kWhの容量の太陽光パネル搭載(建て得バリューの条件で屋根一杯に載ってます)
  • 全館空調システム「Smart Breeze One」を採用
  • 電気・ガスの併用(給湯&床暖房はガス)。
  • 2階にベランダ有り、吹き抜け無し、ロフト無し、ウッドデッキ無し

我が家は吹き抜けやロフトなど、特徴的な間取りは採用していません。その為、建物費用もほぼ平均値です。

また、私たちは土地探しから家づくりを始めました。我が家の土地は175.67㎡(=約53坪)の長方形です。

53坪の土地に対して、建物部分は約19坪、その他の33坪は駐車場やお庭などの外構部分となります。

我が家の総額=6260.9万円

では、本題に入ります。私たちは土地から購入したので、注文住宅の総費用としてはざっくりと以下のようになります。

(注文住宅の総費用)=(土地費用)+(建物費用)+(その他諸費用)

土地費用のほとんどは土地代ですが、他に手数料等も含まれます。

建物費用の内訳は中々カオスです。。

建物工事費が大部分を占めますが、他にも住宅設備、水道などの設備工事、外構など色々。

その他諸費用には設計料や色々な申請料など細々したものがあります。

それでは各々を詳しく見ていきましょう。

土地費用=2616.9万円

項目金額(万円)
土地代2500
仲介手数料62.37
売買契約印紙代1
登記費用39.35
アスファルト解体費20.63
土地費用総額2623.35

土地代の他に諸費用として約100万円余計にかかっています。土地費用総額は概ね土地代+100万円と見積もればよさそうです。+αの100万円は土地引き渡しまでに実費で払いました。

なお、我が家の土地は元々駐車場でアスファルトがある状態での引渡しでした。

我が家の土地。前は駐車場でした

その為別途アスファルト解体費用が掛かっています。

また、我が家は幸いにして地盤改良は不要でしたが、必要の場合は別途その費用が掛かります。

地盤調査は土地を購入してからでないとできないのがつらいところ。。得体の知れない土地を買いたくはないですが、ルールがそうなっているので仕方ないですね💦

また、近隣住民などの周囲の環境も気になります。

我が家の場合、妻の地元で周囲の環境はだいたい分かっていたのであまり心配はありませんでしたが、土地勘のない場所だとやはり心配です。

せっかく良い土地だと思って購入したらお隣さんがとんでもない人だった、、となれば悔やんでも悔やみきれません。賃貸とは違って簡単には引っ越しもできませんしね。。

そのような引っ越してからの隣人トラブルを未然に防ぐため、購入予定の土地の隣人調査を実施してくれるサービスがあります。

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せっかく良い土地を見つけたのだけれど、土地勘がなく周囲の環境が分からなくて心配、、という方はぜひ利用をご検討されてはいかがでしょうか。

隣人調査サービスの詳細は、【トナリスク】土地購入の前に近隣環境を代行調査!その評判は?【ご近所トラブル予防】で詳しくご紹介しているので、ご興味あればぜひご覧ください。

建物費用=3451.3万円

建築費用を更に分解すると下のようになります。

(建築費用)=(建築主体工事費)+(付帯工事費)+(消費税)

詳細をご紹介します。

建築主体工事費=2645.2万円

項目金額(万円)
本体工事積算額2929
提携企業値引-87.8
出精値引-200
3月着工協力値引-65
追加変更工事精算額69
建築主体工事費用総額2645.2

赤色で示した項目が値引きしてもらった項目です。全部で約350万です。

値引きについては、他の三井ホームの施主さんの話を聞いている感じだと、その時の交渉次第な気がしています。あまり決まった値引額はなさそうです。

追加変更工事精算額は、契約後に色々と仕様変更した際に生じた差額です。出来る限りこの金額を抑えたいですね~。

付帯工事費=492.4万円

付帯工事費は屋外設備工事費とその他工事費からなります。

屋外設備工事費の内訳は以下の通りです。

項目金額(万円)
屋外設備工事費20.6
屋外給排水工事費105.6
ガス配管工事費12.6
屋外設備工事費総額138.8

我が家は電気&ガス併用ですが、もしオール電化の計画でしたら”ガス配管工事費”は不要かもしれませんね。

次に、その他工事費の内訳。

項目金額(万円)
新全館空調工事費132
新空調発表記念CP-32
外構工事費210
太陽光発電システム未来発電
床暖房工事費45
アンテナ建柱工事費8.6
屋外設備工事費総額353.6

”新全館空調”と書いてあるのはスマートブリーズワンのことです。

私が契約した2019年はちょうどスマートブリーズワンが発表されたタイミングでしたので、運よく発表記念値引がありました。

外構工事費は当初は240万円でしたがコツコツと仕様変更して210万円に落ち着きました。外構費用は外構面積や工事内容によって大きく変わります。

太陽光発電システムの金額欄がおかしなことになっていますが(笑)、これは初期費用0円で太陽光発電を導入できる”未来発電”を利用したということです。

私たちはリクシルが提供する建て得バリューを利用しました。リクシル以外に他の提携企業でも初期費用0円で太陽光発電システムを採用できるプランがありますので、検討されてみてはいかがでしょうか。

床暖房は主に妻の希望で採用しました。実際に住んでみての感想としては、あればもちろん快適ですが無ければ無いでよかったかも、、といった感じです(大きな声では言えません)。

消費税=313.8万円

馬鹿にならないのが消費税。今となっては10%ですからね💦

建物工事費の税抜き価格が3137.6万円なので消費税は313.76万円。元の額が大きくなると当然のことながら消費税も高くなります。車一台分の消費税って。。(笑)

その他費用=192.7万円

その他費用としては、以下の通りです。

(諸費用)=(設計申請料等)+(事務手続き料)+(各種分担金)+(その他費用)

順に詳しくご紹介します。

設計申請料等=107.8万円

まずは設計申請料等から。

項目金額(万円)
敷地調査料11
実施設計料58.3
確認申請料11
長期優良住宅申請料5.5
すまい給付金申請料6.05
地区計画申請料4.95
ZEH申請料5.5
性能評価申請料5.5
設計申請料等総額107.8

三井ホームであれば長期優良住宅の条件を満たす家が建つと思います。で、もし長期優良住宅として申請をする場合は、5.5万円の申請料を払うことで承認されます。

長期優良住宅のメリットとしては、例えば火災保険で割引があったり、住宅ローンで優遇措置が受けられることです。

すまい給付金及びZEH補助金は、申請が承認されることで補助金を受け取れます。

すまい給付金については、夫婦それぞれで申請して36万円の補助金をもらえました。

ZEHとはゼロ・エネルギー・ハウスのことですが、気密断熱性能の高い三井ホームで太陽光発電システムやエネファームなどの創エネ設備を搭載すれば、承認される可能性が高いと思います。

ちなみに、我が家が受け取ったZEH補助金は70万円でした。

どちらも年度によって実施の有無や内容変更の可能性がありますので、申請の際はハウスメーカーの担当営業の方に確認されることをオススメします。

申請は全てハウスメーカーで実施してくれると思います。

性能評価申請料は任意の項目です。担当営業さんから「性能評価しますか。。?実施される方は多くないですが。。」くらいのテンションで提案されましたが、せっかくなので実施しました。

事務手続き実費=40.9万円

項目金額(万円)
契約印紙代1
登記費用30.9
事務手続き実費総額40.9

土地同様、建物にも登記費用が掛かります。見積には45万円で計上されていましたが実際には-14.1万円でした。メーカーに先払いしていたので、差額は後日返金されました。

各種分担金=52.8万円

項目金額(万円)
水道利用加入金3.3
給水本管引込工事49.5
事務手続き実費総額52.8

給水本管引込工事がかなりの割合を占めます。見積には他に水道局納付金2000円が計上されていましたが、実際には掛かっておらず、こちらも後日返金されました。

その他諸費用=21.3万円

最後にその他費用について。

項目金額(万円)
火災保険料(10年一括)37.8
照明・カーテン予算80
ローン諸費用(ろうきん)9.5
ZEH補助金-70
すまい給付金-36

火災保険料についてはどこの会社でどんな内容で契約するかで大きく変わります。元々は47万円で計上されていました。契約は施主自身で行います。

ちなみに、他の記事で火災保険の基本実際の私の火災保険選びをご紹介しています!ご興味あればぜひ!

照明・カーテン予算は、ハウスメーカー経由で購入すれば到底この予算では収まらないと思います。

私は照明の一部とカーテンを施主支給したので、結果的にはこれくらいの金額に収まりました。金額を抑える意味で、施主支給は有効だと思います。

ZEH補助金とすまいの給付金は上でご紹介した通りです。合計で106万円の補助金は大きいですね!

我が家の坪単価は89.9万円

我が家の坪単価をご紹介しておきます。

建物費用=3451.3万円に対して延床面積が38.4坪なので、我が家の坪単価は89.9万円でした。

ネットなどを調べてみると三井ホームの坪単価の平均は90万円くらいのようですね。

なので、我が家は三井ホームの平均的なお家だそうです。

ただし、私が家を建てたのが2019年。同じ仕様の家を2023年現在で建てようとするともう少し高くなると思います。

建てて終わりじゃない!住んでからもお金はかかる!

さて、これまで三井ホームで注文住宅を建てたときの総額をご紹介してきましたが、注文住宅は建てて終わりではありません。

住んでから継続的にかかる費用があります。

例えば以下のようなお金です。

  • 住宅ローン
  • 固定資産税・都市計画税
  • メンテナンス費用

住宅ローンは当然ですが。。期間限定なので頑張って返済しましょう💦

固定資産税も忘れてはいけません。我が家は昨年14万円でした。

なお、新築だと最初の3年は減税されます。更に長期優良住宅は最初の5年が減税期間となります。

最後にメンテナンス費用

これが最も掛かります。三井ホームも含めて複数の大手ハウスメーカーでは、60年先までのメンテナンス計画表を提示してもらえることが多いと思います。

まとめ

今回は、注文住宅を建てるのにかかる費用とその内訳について、我が家を実例としてご紹介しました。

(注文住宅の総費用:6260.9万)

=(土地費用:2616.9万)+(建物費用:3451.3万)+(その他諸費用:192.7万)

となりました。

坪単価にして89.9万円。三井ホームの中では平均的な値でした。

また、住み始めてから継続的に掛かる費用も忘れずに。

メンテナンスについては昔の住宅と比べると今の方が住宅性能も向上しているため、以前よりは安価になっているのでしょうが、それでも負担が大きいです。

注文住宅は建てるのにかかる費用、建ててから掛かる費用の両方を考慮して、慎重に検討しましょう。

なお、この記事を読んで「家づくりってお金かかるなぁ」と思ったあなた。

【家づくりしている人必見‼】家を安く建てるには?費用を抑えるコツ13選!で家づくりの費用節約のコツをご紹介しています。ぜひご覧ください!

では今回はここまで!また次回宜しくお願いします。

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この記事を書いた人

管理人 pepe
  • pepe /
  • 施主ブログ”ゆるりと相談所”運営者
  • 会社員(製造メーカー/商品開発職)
  • 妻、子ども2人
  • 2020年7月末 引き渡し(三井ホーム/チューダーヒルズ)
  • 趣味:ブログ/ピアノ/ドライブ/テニス/野球、、、等々
家づくり

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